リーグ戦もいよいよ最終戦を迎えた。
ここまで法政は4勝2敗と、昨年と比べ飛車角抜きの状況
であっても成長した姿を見せてくれた。
そして最後の相手は日本大学だ。
思えば昨年の最終戦。
拓殖大に勝ったとはいえ、6位で大学選手権に進めず、
悔しいシーズン終了だった。
そのきっかけとなるような試合が、第2戦でぶつかったこの日大
だった。
とにかく法政のミスが多く、日大の前に自滅。
以後自信を無くしたかのように調子が上がらず、入れ替え戦こそ
回避したものの、無念の形でシーズンを終えた。
そして今シーズン。
立場が全く逆だ。
既に出場を決め、この試合の結果次第で3位ないし4位の法政。
一方、現在6位で選手権に
出られない位置にいる日大。
気持ち的には去年の借りは返し、文字主将の代以来の3位Aクラス
入りしたいところだ。
されど、選手権では4位の方が組み合わせ的に可能性がある。
4位になるにしても、成績不振の日大に負ける様では大学選手権での
活躍は厳しい。
かといって、敢えて負けるのもスポーツマンシップという面では
悩ましい。
まあ、そういったことを考えられること自体、昨年の無念から比べれば贅沢な悩みだと思う。
とはいえ、日大を見下したような見方になったが、
この日大との勝負。
簡単には勝たせてくれないだろう。
現在5位の中央が敗れ、日大が法政に勝ちさえすれば大学選手権への
道が開かれる。
一方、日大が法政に敗れ、山梨学院が立正に勝てば、なんと
入れ替え戦にまわってしまう大きなリスクがある。
日大は勝つしかないと思って必死に来るだろう。
すでに大学選手権出場を決め、4位でもいい法政。
精神的な差がどうでるか?
気になる、メンバーが発表された。
①前島(日川)
②小池(明和県央)
③越田(石見智翠館)
④吉村(崇徳)
⑤川地(筑紫)
⑥松村(国学院久我山)
⑦堺(東福岡)
⑧増田(京都成章)
⑨金子(国学院栃木)
⑩林(伏見工)
⑪半井(伏見工)
⑫井上(大阪桐蔭)
⑬大塚(天理)
⑭今橋(日川)
⑮犬飼(春日丘)
Re
黒田(報徳学園)
金子(東福岡)
坂本(正智深谷)
牧野内(東福岡)
高橋湧(法政二)
大政(東福岡)
新谷(日川)
尾崎(桐蔭)
半井選手が復帰した。頑張ってほしい。
またReでは、金子選手、尾崎選手も初A入りですな。
出場したら一年生らしく伸び伸び頑張ってほしい。
またこの日、同会場で立正vs山梨学院のカードも興味深い。
現時点で入れ替え戦確定の立正と濃厚の山梨学院。
山梨学院は勝てば、日大が負けることが条件だが入れ替え戦回避
できる可能性があり、仮に回避できなくても7位で入れ替え戦に
まわることが出来る。負ければ入れ替え戦決定で8位となる。
一方、立正は入れ替え戦決定とはいえ、勝てば7位になれる。
負ければ8位。
この7位と8位で迎える入れ替え戦のリスクの格差は実に大きい。
7位ならば専修戦。
8位なら拓殖戦だ。
2部では圧倒的大差っで拓殖が全勝。専修とは力の差も大きい。
相手が拓殖だと降格のリスクも高まる。
負けたら降格という入れ替え戦。
すごいプレッシャーがかかるのに、相手が拓殖というのは、
立正も山梨学院も、なんとしても避けたいところだろう。
だからこそ両校にとって負けられない一戦となる。
立正、山学関係者やファンは気が気でないだろう。
この試合も注目したい。
いずれにせよリーグ戦最後の試合。
法政の闘志あふれる試合を期待する。
頑張れ 法政!!