函館朝市 | 夢の続き・・・

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法政ラグビー、映画、旅行、史跡めぐり、食べ歩き、犬、自然、世の中の出来事などを気の向くままつぶやこうかな。

函館と言えば朝市ですな~。

海のない県生まれの小生にとって、この朝市は実に新鮮な光景だ。

初めて函館朝市を訪問した。


朝から活気があって実にいい雰囲気。



各店舗には、生きたカニ、イカ、ホタテなどがいっぱい。

見ているだけで楽しい。





この市には300近くお店があり、凄い数のイカやカニがいる。

毎日こんなにたくさん消費されてよく絶滅しないなと思うくらい多い。

それだけ海の幸というのはすごい恵みなんですな・・・。





それにしても朝市を散策して思ったこと。


1つ目。

店舗でちょっと足を止めると、瞬く間におばちゃん達の売り込みが

始まる。

曖昧な態度をとると、畳み掛けてくる話術。実に手ごわい。

さらに試食を進めてくる。とてもおいしいが、何も買わずに去るのが

申し訳ない感じになってくる。

ここで怯むと危ない。一気に総崩れとなる。

こうした時、買う気がないなら東男は心を鬼にして立ち去るべし。


2つ目


多店舗との差別化を訴えてくる。


「いきなり茹でたカニを勧めてくる店は騙しだよ~。在庫整理にされるよ。その点 内の店はなんてたって生きたまま・・・云々」などと他店と差別化して、マシンガンのように身振り手振り交えて喋り捲る。

この店は信用できると思わせる話術。素晴らしい。

日本の営業マンは見習うべし。

まあ差別化と言えば聞こえはいいが、悪口のような気が

しないでもないが・・・。


外から見れば活気ある市場も、中に入ればこのように激戦。

同じような商品を売る訳だからそれだけ必死なんでしょうな。

でも、おいしいものがたくさんあることは間違いない!



 3つ目

 外国人観光客の数がすごい。日本人の数を圧倒している。

外国人と言ってもほとんどが中国、台湾、朝鮮人だけど・・・。

 いったいここはどこの国なのかと思わせるくらい、異国の言葉が

 飛び交っている。7割くらいいたかも・・・。

凄い数の外国人観光客・・・馬鹿にならない経済効果だな。

簡単に一万円を出して豪快に買い物してる。中国の勝ち組だろうか?

まあ外国人に、観光は勿論だけど、実際に日本そして日本人を

よく見てもらうことは大切なことだと思う。



それはそうと小生が中国人客の群れの中にいると、

とある店の婆さんが肩を叩いて、

「お兄さん 日本人だね。やっと日本人見つけた」と言って

声をかけてきた。

函館の婆さん 恐るべし。

小生をこの群れの中から日本人と見抜くとはあっぱれじゃ!!

隠しても出てくる気品を感じ取ったのだろうか?



で、この婆さん 「イカ飯を買わないか21000円じゃよ。

おまけして900円でもいいよ」と言ってきた。

 この婆さんの眼力を讃えて、思わず買ってしまった。

小生もまだまだ押しに弱い・・・。

 後日食したが、ご飯にししゃもやウニが入っていて、これがとても

 おいしい。もっと買っとけば良かった・・・。

 

そんなこんなで朝市内を歩いているといい匂いがあちこちから。

新鮮なイカ刺。焼きやボイルされたカニ。熱々のジャガバター、ホタテや牡蠣などの網焼き。

これはたまらん!!

減量者にはとてもとても危険なにおいが立ち籠める。


早速、ホタテを頂いた。


ホタテ:とても肉厚があり、おいしい。

    大きさにもよるが@400円~600円くらい。

    うますぎ。



  メロン:産地は夕張だがシーズンはほぼ終わりのようだ。

      一切頂く。とても甘くおいしい。一切200円くらいの店が

     多い。

 

 海鮮丼:食堂もかなりあり、新鮮な海産物が食べられる。

     どこの店がいいのか迷うが、「きくよ食堂」という

     ところに立ち寄った。

     さまざまな種類の海鮮丼がある。

     どれも見た目が本当にきれいで、もはや芸術だ。

     今回は5色丼(イカ、エビ、ホタテ、イクラ、鮭、ウニ、

     カニの中から5品選択できる)を注文。@2,100



ちょっと豪華な気もするが、市場の食堂を見るとこれでも

普通な感じ・・・。どの食材もとてもおいしい。

透明で、歯ごとたえあるイカがたまらない。


函館行ったら必ず食べたい御飯ですな。



この後も、昼に夜にとイカ、ホッケ、鮭、ホタテ、マグロと北海道の

海の恵み 沢山いただきました。


函館・・・・。

会津と同じでおいしいものがたくさんある街。

小生にとっては危険地帯認定です。