今回は、「白ゆき姫殺人事件」。
湊かなえさんの小説の映画化。
湊かなえさん原作の映画というと、「告白」。
松たか子さん主演の作品で、小生もかなりはまった映画。
だから、すごく期待でして観賞した。
キャストは、井上真央ちゃん、すっかり松平容保公のイメージの綾野剛がメインでなかなかいい。
さて内容であるが、化粧品会社のOL城野(井上真央)の同期の美人OLが、ある日 人里離れた山中で殺害された。
この会社に勤める女性社員は早速 まだ公開されていない情報含め
テレビ局ディレクターの知り合いの赤星(綾野剛)に教える。
赤星はそれらの情報をもとに関係者に聞き取りを開始し、
番組を制作し世論を煽っていく。
それぞれの証言者が自分の立場にそった主張を展開して、
ストーリーを構成していく。
また赤星は一方ではツイッターで匿名を利用して情報の暴露を始める。
容疑者として浮かび上がる地味なOL城野。
しかも事件直後失踪。
彼女は犯人なのか・・・?
感想だけど確かにネット社会の怖さは表現できていて、
普通に面白いと思う。
されど、やはりちょっと足りない。
「告白」のような重厚感がなく、軽い感じがして、
今いち感情移入が出来ず、残らない感じ。
比べる作品が悪すぎるのかな。
サスペンスドラマと紹介されているが、出来としては昼ドラレベルの
ような感じ。
犯行の動機において、この程度でこんな犯罪を犯すのか?といった
事件は世の中確かにある。
されど、映画でそれだと「何それ?」って感じで拍子抜けの感じが
する。
先も読めるし・・・。
まあ、告白とかのレベルを要求しなければ楽しめると思う。
よって評価は☆3
(評価)
☆☆☆
※★=0.5☆
(基準)
☆☆☆☆☆ かなり面白い もう一度映画館に見に行きたい。 DVDは購入する
☆☆☆☆ なかなか面白い。
☆☆☆ まあまあ。しかし何かが足りない。
☆☆ がっかり。
☆ 話にならん 金返せ!!