いや~ 世界フィギュア選手権 。
男子では羽生選手が五輪に続きV。
女では浅田選手が終始攻めを貫いた圧巻の滑りで、ソチでの雪辱を果たす
見事な金メダル。
男女で快挙達成だ。
素晴らしいですな。
男子では、羽生選手が6.97転差からの大逆転だった。
首位を走っていた町田選手も決して悪くなく、素晴らしい滑りだった。
が、羽生選手は4回転など大技を次々と決め、気迫が画面越しにも伝わってくる。
最後はリンクに倒れ込むような渾身の滑りで大逆転を起こした。
意地と意地がぶつかり合うような日本人対決。
見事だった。
両者に拍手を送りたい。
まだ両者とも若く、切磋琢磨して進化しそうだ。
今後世界を牽引してくれるだろう。
一方、女子。
真央ちゃんは、フリーでも攻めの滑り。
回転不足などミスもあったが、彼女しかできないトリプルアクセルなど
この日も、美しく、そして攻めの姿勢を貫き、会場を魅了。
2位以下を突き放し完勝だった。
コストナー選手、リプニツカヤ選手との真っ向勝負の美の競演。
国籍とか関係なく楽しめた。
それにしてもリプニツカヤ選手って、ジャンプで失敗したけど、
やはり凄い。スピン技凄すぎ。
今後どこまで進化するんだろうって感じで、脅威でもあり、楽しみでもある選手。
そしてロシア。
彼女は15歳だけど、今回4位に入ったポゴリラヤ選手も15歳。
ソチ金メダリストのソトニコワ選手は17歳。
更にはまだいるらしく、何という黄金の世代だろう、
層の厚さ凄すぎ。
ロシア代表になる方が難しいような感じだ。
今後はロシア選手を中心に世界は動きそうだ。
一方、真央ちゃんは今後どうするのか未定のようだ。
彼女と若きロシア勢との勝負がみたい・・・・が、
もう休ませてあげたい気もして複雑だ。
ただ、彼女が引退した場合、ちょっと日本は層が薄い感じがする。
若手の台頭がもっと欲しい。
そういう意味では今回10位に沈んだ村上選手の伸びはもっとも期待している。
少し悩んでる感じで、技術よりもメンタル面が大きそうな感じが素人目にも見える。
それにしても今回は見ていて楽しかった。
ミスすれば当然ながら得点は落ち、大技を成功させれば総じて高得点となる。
素人でもわかる当たり前のことが最近は揺らいでいた。
どこぞの選手みたいに、尻餅をついてもその季の最高得点と言った点に象徴されるような
露骨な不思議採点が続いた。
素人には全く理解できない。
だけど今回は勝つためにはリスク覚悟で挑戦するしかない。
そう思わせる勝負だった。
だから面白い。
そして戦い終われば、健闘をたたえ合う。
金が盗まれたとか、訳のわからないことをいう人はいない。
真央ちゃんに対しては、今回ともに競技した選手や、出場していなかったソトニコワ選手、
皇帝プルシェンコ選手までもが絶賛したそうだ。
一流は一流を知ってるんでしょうな。
世界でただ一つ、キムチだけが外からバッシングしているが、一切無視だな。
真っ向勝負でぶつかり、その後はお互いをたたえ合う。
だから見ている我々も後味がいい。
たとえ日本人選手が負けてもだ。
スポーツはこでないとね。
キムチ自慢の選手がいなくなったことにより、今後はスケートの本当の勝負が楽しめ、
試合後も後味いいものになりそうだ。
日本選手の今後の活躍を祈りたい。
頑張れ 日本!