いよいよ残すところあと2戦。
大学選手権への夢をつなげられるのか?
それとも入れ替え戦にまっしぐらか?
相手は昨年度覇者 東海大学。
7年連続勝ち星なし。
後がない。
この一戦法政の意地が見たい一心で、秩父宮で応援した。
結果は以下の通り。
法政 東海
前半 19 3
後半 7 12
計 26 15
(得点)
前半:西内(G×)⇒小池(G〇)⇒堀(G〇)
後半:金(G〇)
法政 8年ぶり東海に勝利!!
(前半)
15分:法政反則。法政陣内10mライン手前で東海PG成功。法政反則多い。
法政0ー3東海
法政焦るな。
21分:東海 PG失敗。
法政救われる。
24分: ほぼ中央から、こほれ球を西内選手が拾いビックゲイン。東海の反則を誘い、
法政タッチキック。東海陣内5mラインに迫り、ラインアウト。
法政見事キャッチし、モールを組むと警戒する東海の裏をかき、堀選手⇒小池選手トライ
G失敗
法政5―3東海 法政逆転
29分: ほぼ同じ展開。東海反則から、5mラインに迫り、ラインアウト。法政見事キャッチし、モールから
西内選手こじ開けトライ。
G成功。
法政12―3東海
法政突き放す。勢いが出てきた。
(西内選手トライ)
34分: 再び同じ展開で5mラインに迫り、ラインアウト。法政見事キャッチし、モールから、
堀選手トライ。G成功。
法政19―3東海
牧野内選手がすばらしい。ラインアウトでの正確なキャッチング、モールでも体幹が強く
強い軸となって倒れない。
また、良く走りタックルもいい。密集でも長いリーチを活かして上からボールをもぎ取る強さ。
素晴らしい1年生だ。
前半終了。
FWが頑張ってる。開始からガンガン行ってる。
気迫がある。
そして法政の素早く前に出てのタックルが素晴らしい。
金選手、大塚選手、、門間選手らの鬼タックルが東海のアタックを素早く摘む。
法政はラインアウト⇒モールという数少ない得点パターンをものにしている。
また、FWでは上記した通り牧野内選手が目立つ。
猪村選手のコンバージョンも決まり、獲れるところで獲れるのはいい。
一方、昨年度覇者の東海。
怪我人が多いせいか、メンバーがガタ落ちの影響大。
小原選手や湯本選手らを欠くBKに怖さを感じない。
FWが弱く、タックルも甘い。
これまで2敗していた理由が分かる。
後半法政は何としても先にとりたい。
そして法政の足が持てば、十分行ける
選手交代もポイントになろう。
気を抜くな法政。
(後半)
5分:法政陣内22mラインから、まるで帝京FWのように法政怒涛のモールで50mくらい進み、
一気に東海陣内に入り、左展開から金選手が中央に斬り込んでトライ。
法政26―3東海
法政
後半 欲しい先制が獲れた。
これは大きい。
それにしても東海。
リーチ、木津選手らがいた頃の強さが焼き付きている小生にとって、
あれが東海FWかと思わせる弱体ぶり。これまでみたリーグ戦対戦校の中で
一番弱いと感じ、正直驚いた。
(法政 怒涛のモールでビッグゲイン)
24分:法政押しているが、疲れがみえる。法政あと少しだ。頑張れ
30分過ぎ:鈴木選手、石澤選手の1列交代。
前半から飛ばしたFWの消耗度を示すかのように、フラフラ状態。
よく頑張ってくれたと思う。
36分:法政5分以上の猛攻に耐えていたが、マイボールスクラムを奪われトライされる。
法政26―10東海
これまでのような法政が集中力を欠いているといった感じはしなく、消耗度の問題の感じ。
前半から飛ばした法政は限界が来ている感じ。
法政あと少しだ。頑張れ
ロス:東海にトライを獲られたところでノーサイド。
法政26-15東海
最後にトライされて終わるのは頂けないが、法政 首の皮一枚繋がる勝利であり、7年ぶり東海撃破の
勝利となった。
この試合、法政の素晴らしい気迫を感じた。
前半、これまで勝てないことの焦りなのか、反則が多く、正直前半20分ころまでは
試合になるかなと思った。
しかし、先制されてもいつものように動揺せず、集中し立て直した。
そしてこれまで苦しんだラインアウトの安定。これが大きく波に乗れた。
全体を通してFWの頑張りが素晴らしかった。
また、BK含め素早く前に出るタックルが素晴らしく、簡単に東海にゲインを切らさないどころか、
後退させもした。
これまでの4連敗。
ことごとくコンバージョンを外し、勝ち星を落としたが、猪村選手が決めてくれたのもいい。
勝てたことは大きく、大学選手権への夢がつながった。
ただ、喜んでばかりもいられない。
正直、東海のメンバーもあるし、拙攻にも助けられている。
東海のFWがもう少し強かったら、実はこれまでの4連敗とさほど変わらなかったかもしれない。
押してはいるけど、獲りきれないパターンになったような気がしないでもない。
法政怒涛のモールで東海DFがモールにたかり、DFが薄くなったところでの金選手の個人技の
トライはあったが、法政BK伝統の素晴らしい高速展開は、今回も不発。
今日の東海の弱いFWやDFの甘さをみると、今日こそBKに覚醒してほしかったが、
次の拓大戦に期待したい。
とはいえ、どんな勝ち方にせよ、勝つことが大事。
負けたら終わりの今日の1戦を踏ん張れたことで、選手は気持ちを切り替えられたのでは
ないだろうか?
勝つことが一番の薬かもしれない。
次の拓殖戦が大事だ。
次勝って夢をつなぎたい。
法政はまだ終わらない。
頑張れ法政