会津紀行④~山本覚馬・八重生家跡~ | 夢の続き・・・

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八重の桜の中で、綾瀬はるかちゃん演じる山本八重。そして西島秀俊さん演じる覚馬。

この兄妹の生家を訪ねた。


(山本覚馬)
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(山本八重)

晩年の写真でも刀と銃を持つ・・・・。

会津のジャンヌ・ダルクはかっこいいな


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山本覚馬:八重

       幕末会津藩の砲術家。八重の兄で鉄砲の師匠。
       幼い時から優秀で、9歳で藩校 日新館に入学。

       頭角を現し、江戸留学。佐久間象山に学ぶ。勝海舟もいたという。

       28歳の若さで砲術の日新館教授になる。

       松平容保の京都守護職就任に伴い京都へ。       

       鳥羽伏見の戦いで捕えられ、捕虜になるも、西郷、大久保はその優秀さに敬服。

       丁重に扱われる。後に新島襄とも知り合い、同志社設立にもかかわる。


       一方、八重。

       鳥羽伏見以降、官軍は、一気に会津へなだれこむ。

       会津戦争に巻き込まれる。

       兄にも負けず、女性の身ながら、スペンサー銃を片手に城に立て籠もり奮戦。

       敗戦後は、兄を頼って京都へ。

       ここで同志社創設の新島襄と知り合い結婚。

       彼は、彼女の生き方を「ハンサムウーマン」と称した。


       民間人女性としては初めて政府から叙勲を受けた人物としても知られている。


兄妹の生家は、会津若松城からどのくらいだろうか? 1kmも離れていないところにあった。

藩校 日新館も近くにある、なかなかいい条件の土地だ。


(生家跡地)

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ただ・・・今は見ての通り何もない・・・・。不動産屋所有の敷地になってるようだ。


興味がなければ、ただの空き地だ。


ここがこの兄妹の原点。

日新館や、鶴ヶ城に行っていたんだなと感じる。



もし、平時の会津に生まれていたら、兄は優秀な教授として会津で長く活躍しただろう。

八重もこの当時のありふれた女性だったかも知れない。



父は会津戦争で戦死したが、この兄妹は戦後も生き延びた。

多くの会津藩士が悲劇を迎えた中で、この兄弟は不幸中の幸いだったと思う。


いろいろな想像が馳せさせる空き地だった。


願わくば、もう少し整備して欲しかったが、民間所有ともなれば致し方なしかな。



それにしても大河ドラマ「八重の桜」視聴率、思ったよりも低いですな。


ヒロインの知名度が低いからかな?


結構面白いのに・・・。

まあ、ゴリ押しの剛力くんのシーンが毎回出てくるが、このシーンだけは全くいらんにひひ


もうすぐ、鳥羽伏見そして会津戦争が始まる。

山本兄妹の活躍 注目だな。