関東の方は開花の便りをあちこちで耳にするが、 つい1週間前の会津の春は、まだしばらくといった感じだ。 こんな感じ・・・。 雪がいっぱい。 そんな中、周囲が田畑に囲まれ、雪の中、ひっそりと立ち並ぶ桜がある。 この桜を石部桜という。 場所は福島県会津若松市一箕町八幡石部。 樹齢600年。2mの太さの大木が10本もある。 会津の人に代々親しまれてきた桜だ。 会津の殿様も桜が咲くと訪れたという名木。 江戸時代 この桜はこんな感じだったそうな。 この桜。実は現在放送中の大河ドラマ「八重の桜」のオープニングに 使われている桜。 春にはこんな感じになるそうな。 神木と言った感じで、実に威厳に満ちている。 新島八重をはじめ、多くの会津藩士が眺めたことだろう。 小生たちが訪れた時には、開花はまだまだ。 寒い雪の中、じっと出番を待っている感じ。 今の福島のように我慢と言ったところか。 されど枝を見れば、しっかり開花の準備を進めている。 600年たっても、しっかりつぼみをつけていて、生命の神秘を感じる。 この桜のように、福島の復興が進み、心の開花をすることを願って やまない。 |