踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 | 夢の続き・・・

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法政ラグビー、映画、旅行、史跡めぐり、食べ歩き、犬、自然、世の中の出来事などを気の向くままつぶやこうかな。

昨日はシネマズデイ。

選んだ映画はやはりこれでしょう!

「 踊る大捜査線」


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いよいよ踊る大走査線もファイナルという。

このシーリーズ、とても好きで欠かさず見ている。


前作では、個人的には踊る史上(スピンオフ除く)、ワーストだった。


ファイナルだから巻き返してほしいと思いながら鑑賞した。



今回は、内部不祥事がテーマ。


内容的には、 国際環境エネルギーサミット会場で誘拐事件が起こり、その後被害者が

殺された状態で発見される。


使われた銃は、警察が押収したものであり、その後次々と殺人事件が起こる。


犯人像には警察官の影が浮かび上がる。


事態に気が付いた警察組織のトップは隠ぺい工作を進める。


そこには、室井さんや青島に仕掛けられた罠が・・・。


といった感じ。


う~ん すっきりしない。


踊る大捜査線の魅力は、各キャラクターの魅力は勿論だが、

リアル性とお笑いの絶妙のバランスだと思う。


しかし、映画版3作目、4作目はこのバランスが崩れ、どっちも中途半端な感じがする。

まあ、3作目よりはましだが…。


・警察不祥事の隠ぺい工作にしても、多くの警察職員に聞こえているような隠蔽工作など

 ありえないし、そのような状態で室井さん、青島への露骨な辞職勧告など、突っ込みどころ満載。

・事件も捜査員の勘が次々に的中して、偶発的に進んでゆく。

 犯人を追いつめるプロセスで、まったく説得力なし。

・極めつけは犯人たちの犯行動機。エリート警察官僚たちが、自分の身を滅ぼしてまで敢行するほどの

 犯行動機が全くない。

・すみれさんが大分行きのバスから事件現場へ急行。

 あのシーンもありえない。もっとましな登場の仕方があるだろう。

・昔からのキャラクター雪乃さん、スリーアミーゴ、新城管理官、沖田管理官らが

 空気となり、代わって出ている新キャラも魅力不足。

・ラストの青島のスピーチらしきものも、稚拙で感動はおろか説得力すらなし。

・室井さんとの長年のお約束。すみれさんの身分や青島との関係はどうなった?

 グレーにするのは構わないが、もしかしてファイナルと言いながら、続編を作る余地を残して

 おいたのかな?

・お笑いシーンは3よりましな程度。ドラマや映画の1,2に遠く及ばない。

・スポンサーのCM色も強くなってるな~。商業主義化している。

 ラストの舞台は露骨すぎる。



ファンだからこそ厳しく書いた。


名作「踊る大捜査線」が、こんな終わり方ではだめだろう!


これがラストとは認めたくないと思うファンは小生だけではないだろう。


最初から室井さんの陣頭指揮のもと、青島ら所轄が走る。

昔のようにシンプルでいいと思うが・・・。


3年後でも、5年後でもいい。前篇、後篇に分かれたっていい。


もっと、時間と金をかけて、青島に感動の花道を作ってほしい


とファンとしては願う。


という訳で評価は☆3つ


                                                  以上


(評価)
☆☆☆
※★=0.5☆

(基準)
☆☆☆☆☆ かなり面白い もう一度映画館に見に行きたい。 DVDは購入する
☆☆☆☆   なかなか面白い。
☆☆☆    まあまあ。しかし何かが足りない。
☆☆      がっかり。
☆       話にならん 金返せ!!