今回の民主党が行った国民置き去り消費税増税法案の採決。
そしてこれをめぐる、醜い分裂劇。
どっちが悪なのか?
小沢グループだけでなく民主党そのものが、詐欺フェストで
国民を欺いたツケのドタバタ劇だと思う。
撤回・謝罪もせず、何事も無かったように居直り続けるのか?
それとも、詐欺フェストを掲げて出来ないことを出来ると嘘をつき
続けるか?
の争いに見える。
この法案、国家の財政悪化状況を正直に説明することは勿論、
国民に大いに負担がかかる問題でもあるから理解を得なければ
ならない性質のものだと思う。
まして、民主党自体、2009年選挙での訴えたことと余りに違うことを
やるのだから、審判を仰ぐのは当然だ。
それすらしてないのだからどっちも正当性なんて感じない。
小沢氏の側近 山岡賢次氏の義父は、小説家の故山岡荘八さんだ
そうだ。
その著書「徳川家康」は小生も好きな小説。
昨日 みのもんたさんが、今回の党内抗争を関ヶ原の人物のようだ
といっていた。
家康、三成、清正、大谷刑部のような大人物も見当たらないが、
意思を表明せずに、山の上から東西の形勢を見ている軍、「西軍につく」と意思は表明しても同調(離党)するわけでもなく、静かにして
いる軍、この期に及んで土壇場で小早川秀秋、赤座直保らのように寝返る軍、更には捕虜から必死に助命嘆願する最悪の将といった、確かに小人物の武将の中に似ている人は多いが・・・。
それにしても「反対⇒離党⇒撤回⇒助命嘆願」といった姿は、
政治家云々以前の醜さで唖然とする。
こういう政治家って次は無いだろうな。
まあ、関ヶ原の将たちは、当人も含め多くの家臣の命や家の存亡が
かかってたので、今の民主党レベルと同等に比べるのは、似て
非なるものであって酷かな。
民主党の中では「関ヶ原」だったかもしれないが、国民そっちのけ、
被災地復興そっちのけのただの醜い内紛劇。
もはや政権担当能力欠如は明白
信を問うべき時だろう。