こんにちは。

 

楽しんでいるうちに韓国語を話せるようになる専門家 

希澤望紀(きざわ みのり)です。

 

今日は、
韓ドラで本当によく聞く
ねぎらいの言葉のお話です。

 

고생했어
(コセンヘッソ)

聞いたことは
ありませんか?

 

고생(コセン)は、
「苦労」。

했어(ヘッソ)は、
「した」。

 

つまり、

고생했어 は、

「苦労したね」

という意味です。

 

仕事から帰ってきた人に。

大変な一日を終えた人に。

長い試験を終えた子どもに。

 

韓ドラでは、

そんな場面で

「고생했어」

と声をかける
シーンがよく出てきます。

 

日本語だと、

ここで言うのは
「お疲れさま」
ですよね。

 

「お疲れさま」は、

「疲れたね」

という言葉です。

 

でも韓国語では、

「苦労したね」

と声をかけます。

 

疲れたことに
目を向ける日本語。

 

苦労したことに
目を向ける韓国語。

 

同じ場面で、

ねぎらいの言葉の
選び方が
少し違うんですね。

 

ただ、

これも言葉の習慣の違いで、

どちらが優しい、
ということでは
ありません。

 

場面と一緒に聞くと、

「ああ、
『お疲れさま』のことね」

と自然に分かってきます。

 

고생했어 は、

親しい人に使う
くだけた言い方です。

 

少し丁寧にするなら、

고생했어요
(コセンヘッソヨ)。

 

もっと丁寧に、

目上の人に使うなら、

고생하셨습니다
(コセンハショッスムニダ)。

 

職場でも、

고생하셨습니다

という言葉が
よく聞こえてきます。

 

ところで、

「ねぎらいなら
수고하셨습니다
(スゴハショッスムニダ)
もあるのでは?」

と思った方も
いるかもしれません。

 

수고하셨습니다 も、

「お疲れさまでした」

という意味で
使われます。

 

ただ、

目上の人には
고생하셨습니다 の方が
無難とされることが
多いようです。

 

場面や人によって
感覚が違うので、

韓ドラの中で
どちらが使われているか
聞いてみると
面白いですよ。

 

もうひとつ、

こんな言い方もあります。

 

고생 많았어
(コセン マナッソ)

「大変だったね」

という感じです。

 

そして、

많이 고생했어
(マニ コセンヘッソ)

「とても苦労したね」

という意味です。

 

マニ。

どこかで
聞いた音ですよね。

以前ご紹介した、

 

韓ドラでよく聞こえる
「많이(マニ)」です。

「たくさん」「とても」の
マニが、

ここでも
出てきました。

 

言葉は、

こうして少しずつ
つながっていきます。

 

そして、

以前ご紹介した
ことわざも思い出します。

 

고생 끝에 낙이 온다
(コセン クテ ナギ オンダ)

「苦労の末に楽が来る」

 

日本語の
「苦あれば楽あり」と
同じ意味でしたね。

 

韓国語では、

苦労(고생)を
大切に受け止める
言葉が
いろいろな形で
使われているんですね。

 

今日、

韓ドラを見る時は、

「고생했어」

という音が聞こえたら、

少しだけ
耳を傾けてみてください。

 

「コセンヘッソ」。

誰が、
誰に言っているのか。

 

どんな表情で
言っているのか。

 

その一言で、

二人の関係が
見えてくることが
あります。

 

もし聞こえたら、

「あ、お疲れさまって
ことね」

と思い出すだけで
十分です。

 

無理に覚えようと
しなくても大丈夫。

 

好きなドラマの中で、

同じ言葉に
何度か出会ううちに、

少しずつ
耳になじんでいきます。

 

そして、

いつか字幕を見る前に、

「あ、今、
ねぎらっている」

と気づけたら、

きっとうれしく
なりますよね。

 

韓国語を
勉強しようと
頑張らなくても、

韓ドラを楽しむ中で、

言葉と場面が
自然につながっていく。

 

そんな小さな発見を
大切にしていきたいと
思います。

 

今日も、

好きな韓ドラを
楽しんでくださいね。

 

二度と来ない今日という日が
良い1日になりますように…
 

좋은 하루가 되시길…

 

 

 

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