友人と軽く外食。
人気の大衆居酒屋さんなので、相席が当たり前のお店。
で、相席になったお客さんが一言「タバコ、良いですか?」
僕はもともとヘビースモーカーでしたが2010年の10月に禁煙を決意。
それ以来、無事に禁煙することが出来ましたことであります。
今では、正直、かなりタバコの臭いが苦手です。
自分も煙を振りまいてきた過去の因縁が現在に報いているのだと、その悪因悪果の相を味わっていることであります。
でも、今日のお店などは超大衆居酒屋。そして、焼鳥の煙が激しく渦巻くお店であります。
タバコは廻りでガンガン吸ってはるし、煙も凄いので、相席の方がタバコを吸おうと、吸わまいとあまり影響の無い環境ではありました。
ですので、むしろその「タバコ、良いですか?」という一言は、何か、凄く嬉しいものに感じました。もちろん、即答で「ガンガン吸ってください」とお答えしたことであります。
昔に、ビジネスマナー講師的な人のマナー講座に放り込まれたことがあります。
ま、ほぼ、面倒くさいなという気持ちが先にたつ時間でしたが、最後の最後にご講師さんが言われた一言で意義ある時間となりました。
「色々とマナーのお話をしてきましたが、実際にそのとおりに出来ない事は沢山あります。その時に一言”失礼して◯◯いたします”と言葉を添えれば、大概にオッケーです」
これには感動をいたしました。
ちょっとした気遣いが大事であるということを教えてもらった気がします、マナーは縛られるものでなく、うまく利用するものだとも教えていただいた気がいたします。
なにはともあれ、今日のテーブルで一緒になった相席喫煙者の方には、そのマナーの極意をあらためて教えていただいた事でございます。
なんまんだぶ。