競艇の1マーク | 競艇で学ぶ

競艇で学ぶ

ブログの説明を入力します。

競艇に興味を持てない人で『競艇は1マークで勝負が決まってしまうから』と理由を説明するケースは多い。
僕は、クライマックスが少し早く訪れるだけの話だと思っている。

セパレートコースの陸上トラックなら話は別だが、競艇のコースはターンマークを反時計回りに走ればどの軌道を選択しても構わない。
ただし、最も勝利に近いのは『ベストのスピードでターンマークギリギリこ軌道を走ること』だろう。
ざっくり言えば、展示航走で選択しているコースが最も走りたいコースだろう。

しかし、6人が同時に同じ軌道を走りたがるわけだから1マークは激戦区となる。
よくテレビ番組でやっていた、複数の人がヨーイドンで一つの旗を奪い合う競技に似ている。
一番先に旗がたっている場所に到達しても、勢い余って旗をつかめず、遅れて到達した人が旗を手に入れるケースがある。
競艇の1マークも、そんなイメージだ。

本来、1マークを通過すると大体の着順が定まり、その順番が変わることは少ない。
しかし、実際は2マークの対応が重要だと思う。
1マークで素晴らしいターンをして主導権を握ったかに思えた選手が2マークで失敗して6着になるケースは少なくない。もちろん、その逆もある。

僕の感覚では、2周目と3周目は自分の舟券の結果をかみしめる余韻の時間だ。

だから、競艇は1マークが最もドキドキするポイントなのだ。
3周目がゴールなのにどうして1周1マークが一番大事なの?と言われそうだが、ではどうして競艇は1周でゴールではないのか?の理由を考えてもらいたい。この理由を考え始めると競艇の奥の深さを実感できるかもしれない。

最近、2周目や3周目での逆転劇が目立つ。
理由は後日示してみたいが、選手も業界も『一生懸命頑張ってる感』を出せてご満悦…の雰囲気を感じる。

舟券を買っている立場からすればとんでもないことだ。
2周目以降の逆転劇で、喜ぶときも怒るときもある。
しかし、競艇業界がいっぱしのレジャーとして社会的地位を確立したいと考えているのなら、1周目で定まった着順を全員が全力で死守してゴールしてほしい。

舟券を買わず、極めて客観的にレースを見て2周目以降の逆転劇を目の当たりにすれば、逆転された選手のプロ意識を問いたくなるし、逆転した選手にも、よほど1マークや2マークでアクシデントに見舞われてでもない限り、逆転するくらいの力があるのならどうして1マークで頑張らないの?と思ってしまう。

競艇は、1マークが引き締まれば引き締まるほど面白くなる。