実は自分の勉強のために始めた語源シリーズですが、結構書いて面白いです。子どもたちに、なぞなぞ的に語源クイズをしようと思ったのですが、小学生では全く興味を示さず・・・・
さて、今日は「 海千山千 」
これも、あまり使わないですかね?言葉だけ聞けば、なんとなく意味がわかるというかんじですが、字を見ても、全く意味が割らず。。。
( 意味 )
世の中で様々な経験を積み、物事の表裏をよく心得ている事・人。
それを「したたかもの」「遣り手」として警戒する意味で使うことが多い。
( 解説 )
江戸時代に語り継がれた俗説で、大海に千年、次いで深山に千年住み続けた蛇が、竜となって天に昇る。と言わていたものが元になっているようです。
昔は略さずに、海に千年山に千年、ということが多かったのですが、、
今は更に略されて、やつは海千だから気をつけような、というような表現をするほうが多いかもしれません。
しかしながら、そうとも言われるほど頑張っている人なのかなと思います。あとは、自分の行動次第。
物事は、見方や立場によって意見も変わるもの。一見良さそうに見えるものも、実は背景には犠牲になっていることもあったり。それは、時間が経ってからわかることもありますから、何事も経験が大事。
その経験を、社会のために役立てるような人が多くなってほしいものです。