受験生のみなさん頑張れ!「記憶」という脳のシステム (3) | 時の話題を伝えたい・残したい やっさんのブログ

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知って得する情報を色々ご紹介していきたいと思います。

(2)では、感覚記憶についてお話させて頂きました。

 

これから、ちょっと勉強に役立つ話題に切り替わっていきます。

 

短期記憶について です。

 

鍵をおいた場所とか、スマホをおいた場所とか忘れることありますよね。テレビを見て、初めて聞いた!って、思ったけど、暫く見ていたら、あれ?なんか見たことある気がするって、思うことありますよね。

 

昔、テレビの懸賞で、問題の回答を番号で入れて、抽選で当たるというのがあって、電話番号がちょっとだけ出て、こちらに電話を!って出ても、メモ探している間に消えてしまいそうだから必死に覚えたことないですか?あれって、結構キツイですよねw

 

ものすごく頭の良い人は別として、人間には短期的に覚えられる記憶の限界があるとされています。考えなくてもわかりますよね。

 

その短期記憶をとして覚えられる単位を「チャンク(かたまりの意味)」として、研究した人が居ます。

 

人間の限界は、7±2 と、されていたのですが、

最近では、4±2 というされるのが一般的ということです。

ですので、短期的に覚えられる記憶は5個程度しか無いということです。

 

どういうことかというと、

あんそくこうさん ← ひらなが1単位とすると 8チャンク

安息香酸    ← 漢字が1単位とすると 4チャンク

(安息)香酸  ← 安息を一つのくくりとすれば 3チャンク

 

これがわかり易い例になるかわかりませんが、覚えるためにチャンクを5個以下ぐらいになるように纏めるように工夫するとよいわけです。

 

よく、語呂合わせで番号を覚える方法などもあるかと思います。

5963 を ごくろーさん と読み替えて覚えたり。

 

多少の訓練は必要になるのですが、覚えられるように因数分解して、頭の中に残す工夫をすると良いです。

 

あとは、短期の記憶は覚えられることに限界があることを知っていただいたかと思いますが、それを解決するのはメモなどですね。

 

メモを書いたことすら忘れることがありますが、それでなにか失敗してしまったら、素直に謝りましょうw