今年もまた、あの黄色いTシャツの季節が終わりましたね。
皆さんはあの番組、素直な気持ちで見られましたか?
私は年々、画面から漂う「さあ、泣いてください」という押し付けがましさに強烈なもやもやを感じて、すぐにチャンネルを変えてしまいます。
テレビに映るのは、症状が安定していて「テレビ的に映える」綺麗な障害ばかり。
でも、実際の福祉の現場ってそんなお花畑じゃないですよね。
他害や自傷が絶えない過酷な現実の中で、ギリギリで踏ん張っている家族やスタッフの姿を、テレビは絶対に映しません。
臭いものには蓋をして、感動ポルノとして【都合のいい弱者だけを消費している】のが見え透いていて、本当にしんどいです。
さらに呆れるのが、災害の扱いです。 地震や水害で途方に暮れる被災者の映像を見て、裏で制作陣が「今年の数字が稼げる」とほくそ笑んでいるんじゃないかとすら邪推してしまいます。
スーパーのレジ横で、自分の少ないお小遣いから一生懸命に募金箱へ小銭を入れる子どもたち。
その純粋な善意で集まった莫大なお金から、タレントに高額なギャラが支払われ、あろうことかスタッフが長年にわたり募金を着服していたなんて。
これって、弱者救済の皮を被った悪徳商法と同じ集金システムじゃないですか?
綺麗な言葉で作られた感動に流されてはいけません。
本当に支援が必要な場所にお金を届けたいなら、不透明なテレビ局の懐など通さず、地元の施設や自治体へ直接寄付をする。
それこそが、自分のお金と子どもの純粋な善意を守るための大人の防衛策だと思っています。