みなさま、こんにちは。

 

今日の記事は「違法業者、詐欺業者に注意」です!!

 

お盆休みや台風が明けたこのタイミングは、屋根や床下の「無料点検」を口実にした悪質な点検商法(訪問販売)が最も急増する時期です。

 

 

「近所で工事をやっていたら、お宅の屋根の瓦がズレているのが見えて心配になって…」

親切心を装って声をかけてくるこの言葉、100%悪質業者の定型マニュアルです。

 

今回は、台風や連休明けの混乱に乗じて高齢者や個人宅を狙う「点検商法」の巧妙な手口と、すでに「カモリスト」に載っている可能性、そして家を守るための鉄壁の対処法を解説します。

 

 

 

■ 1. 「無料点検」から始まる悪質商法の黄金パターン

彼らが狙うのは、台風直後の「家が傷んでいるかもしれない」という不安と、

高齢者の「親切にしてくれたから断りにくい」という心理です。

(心配なんてしていません。金の匂いを嗅ぎつけただけです。)

手口の流れは驚くほどマニュアル化されています。

  1. 「親切な近隣工事の挨拶」を装ってアプローチ 「近くで工事をしていて足場から見えた」「瓦が落ちそうで危険」と危機感を煽り、「見るだけなら無料ですから」と屋根や床下に上がろうとします。
     

  2. 自作自演の破損・誇張された写真 屋根に上がった業者が自ら瓦を壊したり、あらかじめ用意していた別の壊れた屋根の写真をスマホで見せたりして、「今すぐ工事しないと雨漏りして家が腐る」と恐怖を与えます。
     

  3. 「今日なら保険で安くなる」と即日契約 不安でパニックになっているところへ、「火災保険を使えば実質タダ」「今日契約してくれれば半額にする」と畳みかけ、冷静に家族や専門業者に相談する時間を奪います。

     

     

     

■ 2. 恐ろしい実態:「カモリスト(名簿)」の存在

一度でも
「話を聞いてしまった」
「家の中に上げて点検させた」
「過去に高額な契約をした」
ことがある家は、業者間で売買される名簿(カモリスト)に載っている可能性が極めて高いです。

  • インターホンや表札の「謎のマーキング」 マーキング(「〇W」「S」「×」などの小さなシールや油神奇号)が表札やポスト、インターホン付近につけられ、「断れない」「一人暮らし」「高齢者」などの情報が共有されます。
     

  • グループ間で回し回されるターゲット 不用品買い取り、謎の健康器具、高額回数券、そして屋根の点検商法。一見バラバラに見える悪質業者ですが、裏のルートで名簿が共有されているため、「一度引っかかった家」には次々と別の手口で営業が押し寄せます。

     

     

■ 3. 屋根・床下点検商法を100%防ぐための鉄則

もし「近所で工事をしていて…」と訪問されたら、以下の対応を徹底してください。

  1. 絶対に屋根に上げない・家に入れない 屋根の上や床下は、住人から見えない「密室」です。絶対に上げさせてはいけません。「知り合いの大工(ハウスメーカー)に見てもらうので結構です」と一言で断り、インターホン越しに拒否します。
     

  2. 「火災保険でタダ」の甘い言葉を信用しない 「保険で実質無料」と謳う工事契約は、申請手数料として高額な違約金を請求されたり、保険金が下りずに全額自己負担になったりするトラブルが多発しています。
     

  3. 家族や公的機関(188)へ即相談 契約してしまった後でも、クーリング・オフ制度(8日以内)が適用できます。不安に思ったら、すぐに消費者ホットライン(188)へ電話してください。
     

■ 違和感を無視しないことが最大の防衛

台風や連休の不安心理につけ込み、家という大切な資産を壊してまで金を巻き上げようとする悪質な点検商法。

「親切に教えてくれたから…」と相手のペースに乗ってしまうのが一番危険です。
 

お盆が明けた今だからこそ、離れて暮らす親御さんやご家族に「見知らぬ業者が来ても絶対に屋根に上げちゃダメだよ」と声をかけてみてください。
 

子供世代の冷徹な警戒感と一言の注意喚起が、大切な実家と親の財産を守る強力な壁になります。


 

■おまけ  マンション・賃貸でも要注意!「J:COM(テレビ電波)の無料点検」のからくり

「点検商法」は戸建ての屋根や床下だけではありません。マンションやアパートなどの集合住宅で頻繁に行われているのが、ケーブルテレビ会社(J:COM(ジェイコム)など)による「テレビ電波(端子)の無料点検」です。

  1. 「点検のお知らせ」で義務だと誤認させる 管理会社やオーナーの名前で「〇月〇日に電波測定点検を行います」とチラシが投函されるため、入居者は「受けないとテレビが映らなくなるのかも」「義務なのかな」と思い込んで部屋に入れてしまいます。
     

  2. 点検は「室内に入るための口実」 作業員が部屋に入り、数分だけ機械をテレビ端子に当てた後、本題である「高速ネット回線」「格安スマホ」「VODサービス」の営業トークが始まります。
     

  3. 【重要】この点検は「拒否」できます! 「テレビが問題なく映っている」「営業を受けたくない」のであれば、室内点検に応じる義務は一切ありません。 
    「テレビは正常に映っているので点検は不要です」
    「営業の提案も必要ありません」と訪問予約を拒否(キャンセル)しても、何ら問題はありません。

    これ、組織的な点検商法ですよね。
    国はこういう所をしっかりとみなければいけないと思うんですよ。
    さも、点検は受けなければいけません。法律で決まってます。みたいな顔してやってきますからね。