皆さん、こんにちは。 いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます!

ここ数日、ネット広告の罠や怪しいコンサルの実態について書いてきましたが、本当にたくさんの反響をいただき嬉しく思っています。

さて、今日はテレビやラジオを観ていて、私がずーーーっとモヤモヤしているある光景について、今のメディアと健康ビジネスの闇を大暴露したいと思います。

バラエティ番組などで、タレントさんがよくこんなことを言っていませんか?

 

「ここの整体に行ったら、長年の不調がスカッと治ったんですよ!」 

「ゴッドハンドの施術で、体に奇跡が起きました!」

 

これ、観ている方は「へえ、凄いところがあるんだな」と思うかもしれません。 

でも、冷静に裏側の構造を紐解いていくと、恐怖しか感じないめちゃくちゃ危うい発言なんです。

 

 

1. タレントは「法律の網」の外にいる

まず、知っておくべきは法律の抜け穴です。 

体をケアする業界には、本来、広告で「何でも治る」ような誇大表現をしてはいけないという厳しいルールがあります。

当然ですよね、消費者の健康を守るためです。

 

ところが、テレビに出ているタレントさんは、法律で縛られている当事者(業者)ではありません。 

あくまで個人の感想を喋っているだけという扱いになります。

 

つまり、お店側が自分で言ったら一発アウトになる「不調が治る」「劇的に改善する」という表現を、タレントという拡声器を使って合法的に電波に流しているのがあの空間です。

 

ぶっちゃけて言えば、裏でどんな大人の事情や「プロモーション契約」があるかも分からない宣伝を、私たちは無防備に信じ込まされているわけです。

 

 

2. 「整体」は資格ではありません

ここで多くの人が勘違いしている、最大の盲点を置いておきます。

「〇〇整体師」 

「骨盤矯正のスペシャリスト」

「●●式整体」

いかにもプロっぽい肩書きですが、ハッキリ言います。 

整体は国家資格ではありません。

 

極端な話、昨日まで全く違う仕事をしていた素人が、今日から「私は整体師です」と名乗ってお店を開いても、日本の法律ではどこからも罰せられないんです。

 

数日間の民間スクールを出ただけ、数時間の通信講座を受けただけ、そんな人たちがゴロゴロいます。

 

つまり、タレントが「ゴッドハンド」と崇めている相手が、医学的な基礎知識を国に認められたわけでもない、ただの無資格の一般人である可能性が極めて高いということです。

 

 

3. 現在の「揉みほぐし広告」はやりたい放題

だからこそ、今の整体や揉みほぐし業界のネット広告は、完全にやりたい放題の無法地帯になっています。

  • 「どんな痛みも根本改善!」

  • 「たった1回で背骨の歪みが直る!」

国が認めた正式な医療機関や資格者が法律を守って地道にやっている傍らで、無資格の整体院がマーケティングの力(広告費)にモノを言わせ、誇大広告で検索画面や電波をジャックしている。

利用者の「すがりたい心理」を煽り、まるで治療ができるかのように見せかける言葉のすり替えが、毎日どこかで大量生産されています。

 

 

4. YouTubeで講釈を垂れる自称プロたちへの違和感

最近はテレビだけでなく、YouTubeでも「これをやれば腰痛が一発で消える!」なんて講釈を垂れている整体師がウジャウジャいますよね。

私、一人の人間としてこれらを観ていると、本当に言葉にできない強い嫌悪感と不信感を抱きます。

 

画面の向こうでドヤ顔をしながら、素人相手にそれっぽい専門用語を並べ立て、再生数を稼いで自分の店に誘導する。

彼らが本当に向き合っているのは、画面の前の読者の体ではなく、「動画の再生回数」と「自分の財布」だけです。

もし本当にそれほど劇的な効果がある神の技術なら、なぜ動画の片手間に小銭を稼ぐ必要があるのでしょうか。

 

 

最後に:テレビは「娯楽」、健康は「現実」

誤解しないでほしいのは、テレビのゴッドハンド企画やYouTubeの健康動画を見るな、と言っているわけではありません。あれは「エンタメ」として消費する分にはとても面白いコンテンツです。

 

危険なのは、エンタメ(娯楽)であるはずの情報を、自分の命に関わる現実の決断にそのまま直結させてしまうことです。

魔法のような一発改善を外に求め続ける限り、メディアや怪しい広告の格好の標的にされ続けます。

派手な情報に振り回されるのはやめて、一歩引いて「これはただのショーだな」と冷めた目で眺めるくらいの余裕を持ってみてくださいね。