【大人の闇】「毒親」を連呼する怪しいコンサル。ネット世代が狙われるトラウマ商法の正体
皆さん、こんにちは。 いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます!
ここ数日、アメブロの「キラキラ副業主婦」の裏側や、自営業者を狙う迷惑営業の実態について書いてきましたが、本当にたくさんのランクインをいただき驚いています。
世の中の「綺麗事の裏側」にある本当の真実を知りたい人が、それだけ増えているということですね。
今日は、特に30代中盤から40代の「ネット世代」に警鐘を鳴らしたいと思います。
SNSのメール相談や、怪しい起業コンサルのプロフィールを見ると、やたらと目につくあの言葉についてです。
そう、「毒親」です。
なぜ彼らは、狂ったようにこの言葉を連呼するのでしょうか? 理由はシンプル。これ以上ないほどビジネスに都合が良い魔法の道具だからです。
1. 「あなたの不幸は親のせい」という甘い罠
完璧な親なんて、この世に一人もいません。
自身が親となっている世代ならそれを感じている事でしょう。
30代、40代ともなれば、社会の荒波に揉まれて疲れが溜まり、「生きづらさ」を感じることも増える年代です。そんな心が弱った時に、怪しいコンサルがこう囁きます。
「あなたが今、人生がうまくいかないのは、毒親のせいですよ」
こう言われた側は、どう思うでしょうか?
「私が悪いんじゃなかったんだ!」と、救われたような気持ちになりますよね。
すべての原因を過去の親のせいにするという「免罪符」を与える。
これが、彼らが一瞬であなたの心を掴むための最初の罠です。
彼らの目的は、あなたの心を救うことでも、自立させることでもありません。
わざわざ過去の傷口をほじくり返して塩を塗り、「私が特効薬を持っていますよ」と高額なメール相談や起業塾へ誘い込む。 他人のトラウマをマッサージして小銭を稼ぐ、ただのトラウマ商法です。
2. ネット世代がイチコロになる「怪しい単語帳」
特に今の30代・40代は、心理学っぽくてちょっと知的で、かつ自分のモヤモヤを一言で言語化してくれる「キャッチーな単語」にめちゃくちゃ弱いです。
言ってしまうと、頭が良くなった気になれる言葉や流行が好きなのです。
プロフィールや告知文に、以下のような言葉が出てきたら、その時点でトラウマ商法を疑ってください。
☆トラウマ商法単語帳☆
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「インナーチャイルド」 「あなたの生きづらさは、子供の頃の傷が癒えていないから」と刷り込み、「インナーチャイルドを癒やすワーク(数十万円)」に繋げるための大好物ワードです。大人としての現実的な努力から目を逸らさせるのに最適です。
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「自己肯定感」 今や定番ですが、彼らはこれを商品に変えます。「自己肯定感が低いのは過去のトラウマのせい」「私のコンサルで爆上げしましょう」と煽りますが、他人に上げてもらう自己肯定感なんてただの洗脳です。
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「マインドブロック」 「ビジネスがうまくいかないのは、あなたの能力不足ではなく、心にブロックがあるから」と言い訳をさせてあげる甘い言葉です。「ブロックを解除すれば稼げる」というおめでたい妄想を抱かせます。
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「HSP(繊細さん)」 生まれ持ったただの気質なはずなのに、彼らはこれを特別な免罪符に仕立て上げます。「あなたは繊細だから、普通の働き方は無理。だから私の起業塾へ」という誘導の常套句です。
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「覚醒・解放」 スピリチュアル崩れのコンサルがよく使います。「本当のあなたを解放する」といった実体のないキラキラした言葉で現実逃避させますが、覚醒したところで翌朝のゴミ出しや仕事の現実は1ミリも変わりません。
3. 「不幸のファッション化」が招く本物の悲劇
これらの言葉に共通しているのは、「あなたの今の苦しさは、あなたのせいではない。原因は過去や環境にある」と優しく包み込んでくれる点です。
30代・40代の疲れた心には、この「責任転嫁」の響きが甘い密のように心地よく響きます。
SNSやブログで「私は毒親育ち」「私は生きづらさを抱えている」とアピールし、周りから同情されているうちに、いつの間にか不幸であることが自分のアイデンティティになってしまう。
これが、不幸のファッション化です。
でも、このファッションを身にまとっている人は、胴元から見れば「カモが自分でネギを刻んでタレに漬かりに来る」ようなものです。
なぜなら、彼らは「現状を本気で変えたい人」ではなく、「不幸な自分に寄り添って、話を聴いてほしい人」だからです。
胴元に金を払い、一時的な安心感(ファッションの買い足し)を得る。
でも、根本的な解決はしたくない(不幸を治すと、アイデンティティが消えてしまうから)。 こうして、金を払いながら一生不幸で居続けるという、恐ろしい無限ループが完成します。
最後に:「足るを知る者は富む」
30代、40代になってまで「親のせいで人生がうまくいかない」と言い続けるのは、あまりにも自分の人生に対して無責任です。
ネットの広告や怪しいコンサルは、あなたに「今のままでは足りない」「もっとこれを買え」と、永遠に満たされない不安を植え付けてきます。
でも、騙されないための最大の武器は、最新のITリテラシーなどではなく、大昔から言われている足るを知るという生き方です。
過去がどうであれ、今こうして五体満足で生きて、自分の生活を営めている。
その今ある豊かさに目を向ければ、わざわざ怪しいコンサルに依存して「私は被害者です」と看板を掲げる必要なんて、どこにもなくなります。
スマホの画面を見ていて、耳ざわりの良い言葉が出てきたら、いつものあの言葉を唱えてみてください。
「これ、本当か?」
自分の人生を、薄っぺらい「不幸のファッションショー」で終わらせてはいけません。
過去にどんなことがあろうと、これからの自分を幸せにできるのは、怪しいカウンセラーではなく、あなた自身の現実的な行動だけですよ!