【注意喚起】その「たい焼き訪問販売」、自営業者の時間と金を奪う営業妨害です。
最近、またうちの店にも来ました。
「暑い中すみません〜!たい焼き売ってるんです〜!」って、ニコニコしながら。
でも私は知ってます。
これ、ただの移動販売を装った営業詐欺まがいです。
🍘 正体は「移動菓子売り」──食べ物で入り込む悪質営業
見かけたことありませんか?
駅前や住宅街で、
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「京都の和菓子です」
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「今だけのたい焼きです」
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「限定の芋ようかんです」
なんて言って、カゴにお菓子を入れて売ってくる人たち。
特に多いのが、個人商店・整骨院・理美容院などの店舗型の自営業者を狙うパターンです。
もちろん個人宅にも営業かけに来ますよ。庭いじりしている時など狙われやすいです。
🥶 「食べ物持ってきてるから断りづらい」心理を悪用している
こういう業者は、あえて暑い日に来るんです。
そしてこう言う。
「お客様にお茶菓子として出してもらえたら嬉しいです」
「今日は近所だけ回ってるんです〜」
「1個だけでも大丈夫です!」
でも中身は、大して美味しくもないものを、定価の2〜3倍で売ってくるだけ。
そして断ったら、態度が急変することもあります。
🧪 医療系の店舗に食品を持ち込むな
医療系やそれに近い自営業は特に注意を!
清潔を保つこと、感染リスクを避けることは、信頼と命に関わる問題です。
そんな場所に、
どこの誰が作ったのかも分からない食べ物を、勝手に持ち込んでくるってどういう神経?
「食品衛生法」も「医療倫理」も何も分かっていない、ただの押し売りです。
🕒 私の時間、返してくれるんですか?
自営業は、1分1秒が仕事です。
アポなしで来て、雑談を交えながら、いかにも「いい人そうに」話しかけてくる。
それに付き合ってしまった時間、1時間で稼げる金額分、誰が補償してくれるんですか?
しかも、「断るのが苦手そうな人」を選んでくる。
まるで、保険の勧誘と訪問販売を掛け合わせたような、ズルいやり口です。
🚔 駅前販売もグレー、いやアウトです
以前より、同じような人たちが駅前でも売っています。
たい焼き、芋けんぴ、カステラ…。
でも、
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許可を取っているとは限りません。
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調理所の表示も不明
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衛生管理も不明
もし目撃したら、駅員や交番に通報してOKです。
多くの場合、すぐに姿を消します。なぜなら、最初から違法・違反を自覚しているからです。
高齢者や親子連れは特に狙われていますね。あと酔っ払い。
🧠 「暑い中来たから…」で買うな!その1つが次の被害者を生む
日本人は優しい。
「わざわざ暑い中売りに来てくれたから」って、買ってしまう人も多い。
でもそれ、あなたが騙されただけじゃないんです。
あなたが1つ買ったせいで、その人は「この商売、まだいけるな」と思い、
次の人のところに行きます。
そして、もっと強引な手口で、もっと断れない人に売りつける。
これは、優しさじゃない。
加担です。
✅ 対策:自衛のすすめ(同業者に向けて)
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名刺を求めましょう:「会社名と名刺ください」
→ 出せなければ、不審者です。 -
張り紙で牽制しましょう:「営業目的の訪問は固くお断りします」
→ 入口やレジに貼っておくと効果あります。 -
消費生活センターに報告しましょう
→ 188(いやや)でOK。「たい焼き売りの訪問が頻繁で困ってる」と伝えれば記録されます。
✊ 最後に:あなたの時間と信用を、見知らぬ営業マンに使わせないでください。
あなたの店を守れるのは、あなた自身です。
変な営業が来ても、笑顔で対応しないでください。
真剣に怒っていい場面です。
【2026年3月版】ブログ追記:不審な訪問販売を「秒」で詰める3つの質問
単に「いりません」と言うだけでは、彼らは食い下がります。
以下の身分確認のコンボを突きつけることで、相手が「まともな業者ではない」ことを証明させましょう。
1. 「会社名と氏名が記載された名刺」の提示
「お疲れ様です。まずはお名刺をいただけますか?」
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チェックポイント: ここで「今切らしておりまして」「研修中でまだ持っていなくて」と濁したら、その時点で特定商取引法違反(氏名等の明示義務違反)です。
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アドバイス: 名刺を出せない人間から口に入れるものを買うのは、匿名掲示板で売られている薬を買うのと同じくらいリスクがあると強調しましょう。
2. 「行商の許可証」の確認
「移動販売ですよね?保健所の行商許可証を見せてください」
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チェックポイント: 食べ物を持ち歩いて売るには、自治体の許可が必要です。
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実態: 私が対応した「横浜の某業者」などは、本社で一括取得していると主張しますが、現場の人間が許可証の写しすら携帯していないケースが多々あります。
3. 「責任者の連絡先」の要求
「何かあった時のために、本社の住所と責任者の電話番号を控えます」
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チェックポイント: これを嫌がるのは、クレームを受け付ける窓口がない、あるいはトカゲの尻尾切りを前提とした組織だからです。
営業妨害であることを「数字」で分からせる
自営業者にとって、時間はコストそのものです。以下のような考え方をしてみてはいかがでしょうか。
【自営業者の1分は、彼らの1分とは価値が違う】
5分の雑談に付き合うことは、その時間分の「時給」を彼らに寄付しているのと同じです。 例えば、時給換算3,000円の自営業者なら、10分の対応で500円の損失です。 1,000円の美味しくもないたい焼きを買わされたら、合計1,500円の赤字。 これを「営業妨害」と言わずして、何と言うのでしょうか。
行政が動かない理由を逆手に取る
役所に相談しても「会社がある場所の管轄」という役所の逃げ口上について
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事実: 業者はあえて「管轄が違う場所」へ遠征し、取り締まりを逃れる法の空白地帯を狙っています。
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対策: 地元の役所に相談しても、彼らが動かないなら、私たちが消費者センター(188)に情報を集約させ、外堀から埋めるしかないのではと考えます。
