月の灯りの下で
横に猫を遊ばせ ご飯を食べる
木の葉が揺れ
白いご飯の上に月の灯りの影を作る
そこに梅干を乗せ
影といっしょに 踊らせる
寒くない夜の
とても小さい愉しみだ

今 一番優しい季節なんだろうな
微かに動く雲が 時々月を遮るくらいで
これで どこからかピアノの音が聴こえてきたら・・・
それに合わせて蝶が踊りだすかもしれない
青い月の色が蝶に映り
青いドレスにしてくれる のだ

もうじき 夏

それにしても
なんという優しい風なんだろう
その証拠に 僕の足に顔を乗せていた猫は いつのまにか寝ている
あと数分は 寝ているのだろうな
起きたら 何の夢を見てたのか
こっそり聞いてみるかな
もしかしたら照れながら教えてくれるかもしれない

✿