先日、総合商社の選考、グループディスカッションに行ってきました。

グループディスカッションってすげえオレ好きやねん。
全然違う人の考えとか聞けるし、時々


「こいつ、すっげー!」とか
「こいつ、めっちゃ頭やらかいやん!」とか


そういう人達に出会えて、みんなで1つの結果出すのとかすごいいい経験やねん。
選考の云々とかじゃなく。素直に。

同時に、

「日本の大学生ってこんな考え方するんや。」
っていうのを垣間みれてめっちゃ刺激的やし。




で。
総合商社のOO、超巨大企業。
説明会なんか見てたら社員さんみんなすごい
熱いし、濃い人ばっかやって。
めっちゃ興味湧いててん。

やから採用受けにくる人も必然的にそういう人多いんやろな。って思って期待してた。
すごい数の応募者の中から書類とか、筆記テストとかをくぐり抜けてきた強者達やから、
きっとすごい頭キレて、優秀な人も多いんやろう。

そんな強者とディスカッションしたら絶対オモロいやん!
って楽しみにしてました。




結果、チーン

みんなすごいいい人ばっかりやったけど、ディスカッション全然楽しくなかったです。

むき出しの個性

みたいなん一切感じなかったし、
まとめてくれてた子と残り4人のうち何人かがもう...
小さくまとめに入ってたから。

始まる前に人事の方は、
「ほっっっっっっんきで!」って言ってたのに、そこは一切見えてきませんでした...。


すげえ何をどうして、誰がこの役して、誰が発表するとかっていうのを決めだしたりして。
大事なんは分かるけど、

「そこが本題なん?」

ってめちゃ思ってしまった。




テーマについても普通のことを普通に話しちゃって。
どうまとめるかなんかきっと人事の人は見てないのに。
冒頭にハッキリと

「うちに合うか合わないか見てます。本気のときに一番個性がでるん本っっっ気で討論して下さい」

って言われたのに、いかにうまく話をまとめるか。
に集中してるようでした。
だから結果もうっすーく広く。まとまってしまって無難に小さくまとまっちゃいました。



内容じゃなくてきっと個性見てたんちゃうかなー。
って思ったけど、その小さくまとまろうとする何人かをぶち超えて発揮できる前にでる力とか必死さとかがオレにはありませんでした。

そういう意味でむきだしの個性がなかったディスカッションに楽しさを見いだせなかったんさな。
オレたちだからできること。ではなかったと思う。
他の別のメンツでもできる一般的な話になってしまった気がする。



1人だけ、終盤に小さくまとめ役の子が発表するの考えるからとか言い出したときに

「え、何。オレ全然この結果が見えてこんねんけど。」

って言うてくれる人がいました。
彼が唯一「できるな。」と思わせてくれる人でした。



そういう意味でも広告会社のディスカッションの方がすごい白熱で切り口も色々で楽しかったなー。
(完全に選考の主旨はずれてる!?笑)



小さくまとまるのも大事シーンもあるんかもしれへん。
でも小さくまとまるなら、でっかくはみ出たい


無難な方じゃなくて、いつも挑戦的でありたい。
今回のディスカッションではそういう雰囲気の中で自分をだしきれんかった。
そんな雰囲気を突き破るくらいもっと鋭くならんと。


そう思えた分、イイ経験やったな。




先日、我が家に泊まりにきた留学時代の友達と話をしているときに、
なんか世界一周の話とか忘れるのもったいないし、本とか書きたいなーとか言ってたときの話。



偶然その人がプロダクトデザイナーの深沢直人くんのTHE OUTLINEという本を手にしたから、

THE OUTLINE 見えていない輪郭/深澤直人 藤井保


それについてめっちゃ嬉しそうに語ってた流れで、

「次生まれ変わってどんな職にもつかるなら何になりたい?」

って話になってん。


で、オレはカメラマンになりたいなー。
って言いました。

そのときにちらっとその人から放たれた言葉にすげえハッとしました。




「きっと表現したいんでしょ?
表現する人はね、
表現をせずにはいられないんだよ」


って。
うん、確かにそうかもしれない。







薄々気づいてた。
でもこのとき、初めて漠然と、そんでもって素直に思えた。
なんか全部繋がったみたいに思えた。


「あーオレはこの先、何かを表現して生きていくんや。」
って。


きっと表現したいんやって。
表現せずにはいられないんやって。

what(何を)とか
how(どんな風に)とか
分からへんけど。


広告マンになりたいと思ったきっかけもきっとそういうことなんやと思う。
そこに気づけた。

きっとみんな何かしら

「OOせずにはいられへん!」
 
なことがあるんやろうな。



なんかすごいスッキリした!
覚悟みたいな、決意みたいなんができたな!




随分インドでの1エピソード話すのに時間かかったなー。
思い出す色んな人の顔。



間違いなく世界で過ごした弾丸の3ヶ月は一生モノになるんやろう。
それは確信を持って言える。
でも...

次の国、次の国に行く旅に前の国のお金の価値の感覚を忘れていった。
旅を終えると泊まった小さな宿の名前を思い出すことが難しくなった。
帰国して、しばらくしたら訪れた小さな街の名前をパッと思い出せないことも増えた。


そんな風に時間がたつにつれ、少しずつ忘れて行くんかな。

なんて考えるとなんかすげえもったいないない。
今はまだひとつのとっかかりがあれば、
意識の中に漂ってる記憶をたどって鮮明に、詳細に思い出せる。


でも。
それが自分の中から消えさせないために。
そんできっとオレがその中で得たことは他の誰かにとってもイイ体験であると思し、それを共有するために。
今、オレはアウトプットしないといけないんやと思う。


誰かの言葉にこんなんがありました。

"Thousands of candle can be lighted from a single candle,
and the life of the candle will not be shortened.
Happiness never decreases by being shared"

"千のロウソクの火は、たった一本のロウソクによって灯すことができる。
そして、人生のロウソクは決して短くならない。
幸せは決して共有することで減ったりはしない。"


確かにそうなんやろうな。

エゴかもしれないけど、
この経験はきっと誰かのロウソクにも火を灯せるはずやろう。
そんでもちろん、オレのロウソクはそれによって短くならないし、
オレの中の灯も小さくなったりしない。
千も、万ものロウソクに灯をともせる可能性だってあるねん。
きっとそれぞれがそういう灯を持ってるんやろうな。



どんな形にできるんやろう。
それをオレの中からとりだしたら、どんな形になるんやろう。
それも見てみたい。

そんなことばっかり就活しながら考えています。
憎いなーなんて思ってたあいつの顔も今は大事な顔の1つです。



さ、双日と電通の面接行ってきます。


随分長くなっちゃいました。
前回からの続き。
インドでの「え!」を始めから追っかけてみる?

_ _ _ _ _ 


いつまでたってもおつりをくれない親父に
いつまでたっても5ルピー(約10円)をせびる旅人に
いつまでたっても金をせびってくる物乞い。

物乞いに関してはあまりしつこいからお互いなんか段々面白くなってきて、
手をだしながら、
手をだされながら
目があうとオレらも娘もめっちゃ笑ってる。



細かいのあるとかないとかはオレたちの問題じゃないねん。
それはあなたの問題やん?
くずしてきたらええがな。

おつり!

と粘ってみたけれど。
親父は、ハナからお金をどこか別のところで崩してくる気もない。

(何故10円にそんなに固執するん、アホちゃうん!と思った方は是非最初から追っかけて下さい。10円には10円以上の意味があるんです。)



「$”%)’#”=#)^」

後ろから誰かが喋ってる。どっかのインド人が注文しにきたんだろうと思って無視してるとまた、

「$”%)’#”=#)^」

そしたらおつりをくれない親父が、
「*!『!*$”%」 なんて言ってる。

振り向いたらさっきと変わらず赤子を抱いた若い物乞いの母親。
どうやら、親父はオレたちについて話してるらしい。



そしたら。
突然自分のポケットをがちゃがちゃする娘。
それより親父、おまえが引き出しからおつり探せよ。と思う3人の異国民。
そんなこと気にもとめないとや顔じじい。



すると娘はコインを探し出し、手にとり、おやじに渡してる。

「え!」
思わずビックリする3人。

それを表情を一切変えずに、そのままオレたちに渡してくる親父。

「え!」
さらに驚く3人の日本人。


ちょっと待って。一回整理しよう。
おつりはくれって言ったけど、この金はつまり店のではなく、娘のやん?
さっきまで物乞いしてたあの彼女のやん?!


物乞い娘発、ラッシー屋経由、3人の日本人行

みたいな。

でもそれおかしいやん。
てかあの娘からそんなんもらうのは違う気がする。
ていうかモラルが...


と思って彼女に5ルピーを返す3匹の子豚。


でおやじに、おかしくね!?的なこと言ったら、
またその5ルピーを親父に渡す娘。
もちろん店の親父経由、オレたち行におちつく5ルピー。

「え!」

あかんて!それはもらえへん。だってラッシー屋の親父彼女になんかあげてる訳ちゃうし。
てかなんでお前もそんな平気な顔してオレらにその金渡してるねん!
と思って、もっかい娘に返す。


もちろん。
その娘はまた親父に渡す。
物乞い娘発、ラッシーや経由、日本人行き特急


もっかいよく考えてみる。
損してるのは誰?



物乞い娘。

いや、彼女が損する意味分からんやん!

っていうのを3、4回繰り返し...
5ルピーは結局、終点の3匹の卑しい日本人駅に停車しました。



なんなんや、この懐の深い娘は。
物乞いなのに、オレたちに5ルピーくれたよ。

なんか...ゴメン!!





インド人の底の見えない深さにはホンマもう...

「え!」

としか言いようがない。

そんなことを考えながら30円以上の価値のあるラッシーを飲み干し帰る3人でした。







(後日、同じ娘を見かけたオレは持っていたチューインガムの残りを全部差し上げました。)





奥からでてきたもう一人のどや顔。
もうここまできたらどや顔されているのか、あるいは全員そういう顔なのか。


お金を払わないとあかんねんな。
と思って首からかけた財布をごそごそしてみる。

15ルピー、15ルピー。(約30円)


今朝お金かえたとこやから、全然小さい紙幣ないし..
両サイドベッドのよっシーととしさんもなかなかみつからないらしい。

「20ルピーあった!」


誰かが見つけ出した20ルピーをもう一人のどや顔の親父に渡す。
となりでは店の親父がしゃかしゃかバナナを潰している。
後ろでは小さい赤子を抱いたかなり若い女が物乞いしてる。
親父は引き出しをがちゃがちゃあさってる。



興味深くラッシーづくりを見てるとあることに気づいた。
いつまでたっても出てくるハズのものが出てこないのだ。




いつのまにか奥からでてきた親父は引き出しから手を離してる。



。。。




出てくるハズのもの、そう。
おつり


値段の問題ではない。
外国人やからって舐められたらいけん!と思っていつもそういうとこは譲らない。

「親父、おつり!」

後ろの物乞いの女の子並みに手を差し伸べる日本人。
ラッシー屋のおっさんは
「なんのことだ。」の顔。

わかっとるやろがー!
おつりーー!!



すると奴は、
「あー。今小さいのもうないんだ。」

なんて言い出した。
まあ、よくある手口なのかと思って、3人ともこのままさがるのは癪やからと、

そんなもん知るか!どっかでくずしてこい。


っていう勢いでおつりをせびること3、4回。
どうやらホントにないのかもしれない。。
そろそろオレたちもそう思い始めた時。




後ろから、びっくりするようなまさかの、天使が現れたのだ。




つづく。