就活生たちへ～
好きなことをしたい
これは老若男女問わず思ってる事ですね
就活を始めると
やがて好きなことが仕事では出来ないんだって
就活にガッカリする学生たちも沢山います
好きなことは大切
好きなことは守りたい
じゃ、どうしたらいいのだろう・・・
好きな事＝自分の仕事
この定義は厳しくて継続も難しいと思います
好きなことを仕事に組み込むと
仕事という責任と責務が背中に乗ることになります
自由にやれるはずの好きなことが
自由でなくなることもあるんだという事です
そうなると・・
好きなことが好きでなくなる
実はボクも好きなバスケで仕事がしたい、そう思ってた
やがて大学バスケットでインカレBEST8までいったが
実業団から声がかからなかった・・
あきらめ絶望しかけた時に
某実業団から幸せにもお声をかけて頂いた
しかし喜びもつかの間で・・・
やるべき仕事が自分が一番やりたくない仕事だった
幼いころのトラウマのような事があり嫌な仕事だった
やりたくなかった
本気で悩んだ
やがて自分の中で1つの答えが出た
「好きなバスケをやりたい、好きな仕事もしたい」
これって、ズルいよなぁ・・
好きなバスケが出来るなら
仕事に贅沢は二度と言わない
そう決めて社会人スタートしました
毎日仕事終了後にバスケの練習が出来て
関東実業団1部（今で言うBリーグ）に昇格したり
ただ自分のバスケットを守ることで毎日必死でした
しかし当然仕事は大嫌いな内容だったのでやる気はゼロだった・・
その内、同期たちにどんどん成績も遅れてしまい、ダメ社員になる
ダメ社員、本当に誰からも期待されない最低な社員でした
その内、同期に負け続きで悔しくて情けなくて
ダメ社員はダメ社員なりの最低な見積もりを取るんだ
その見積もりは絶対に稟議が降りる数字ではなかったんだ
稟議を通せば会社にマイナスを与えてしまう見積もりだよ
ところが・・・
当時の課長がボクの目を見るなり見積もりを握りしめ
部長席へ飛んで行った、なにやら部長と激論が始まった
ヤバいなこれは怒鳴られる・・
そして部長に呼ばれたデカい声で
部長はボクを睨んだ、そしてこう言ったんだ・・
「お前、本気か」
殺されると思った・・
「おい、お前本気なのか・・」
会社にマイナスを与えるダメな見積もり
絶対稟議が通らない見積もりだよ
「・・取りたいんだろ」
課長の声が横でした・・
何故か、その声で背中が押された
「はい、取りたいです本気です！」
絶対殺されると思った・・が
部長は「わかった」
そう一言だけ言って席を立った
その後部長は役員室に行き役員に談判したのだと言う
その話は後から聞いたんだ
そこから怒涛の現場地獄が始まった！
一度回り出した企業の歯車は強烈な勢いで加速を増す増す！
ダメ社員だった人間に多くの仲間が協力してくれた！
課長はダメ社員だったボクを見捨てなかった仲間も先輩も！
それに気が付かないでやる気を無くしてたバカはボクだった！
仲間ってすごい組織ってすごい会社ってすごい！
ダメ見積もりも単発で終わればダメ見積もりのまま
それがもし複数年契約できたならプラスに転じる
それを後で上司たちが先方企業と交渉したらしい
ボクは仲間に組織に会社に救われたんだ・・
やがて・・
やりたくない仕事が
みんなのお陰でやれる仕事に代わり
やがて・・
やれる仕事が得意な仕事に代わり
やがて・・
得意になった仕事が
なんとなく好きな仕事に思えて来た
仕事に対する考え方は千差万別、
人それぞれだよ
ただボクは
好きな事を守るために仕事を頑張る
その為ならどんな仕事だってやれる
自分だけの観点ですが
そう思ってます
仕事で好きな事が出来ない、
ではなくて
仕事と自分のライフワークを分けて考えたら
仕事に対して無理な期待はしなくてすむよ
だって、ライフワークこそが自分がやりたい事なんだから
ならば仕事はそれを守る手段へと考え方が変わる
これから始まるキミたちが生きて行く時間帯に
ライフワーク＝やりたいことの道が開拓されることを願う
BYあしなが
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