就活生たちへ
人と人とをつなぐ分身ロボットの「OriHime(オリヒメ)」
聞いたことがある人も沢山いるでしょう
その製作者の方のお話を読みました、感動した。
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体が動かない移動が難しい人たちが社会参加できるために
肉体労働ができるようなテレワーク”ができればいいと思いました
それが「OriHime(オリヒメ)」の誕生です
やっていることは
「孤独をなくす」にはどうすればいいかということ
理由は目的がないまま何もしないというのはとても怖いものだから
幼いころからずっと引きこもりだった
目的がないまま何もしないというのはとても怖いものです
ある日、自分は死にたがっているなって自覚して
「死なない理由を探さなきゃ」って必死に考えていた
だから私も何がしたいんだろうと本気で自分に問いかけた
そこで「孤独の解消」に行き着きました
これだったら、人生すべてを懸けてもいいなと思いました
17歳でした、ただ当時は今よりも体が弱かった
不登校から復帰するときに「他人と比べない」と決めて
17歳で「孤独の解消」を使命だと決めたときから
「他人と違う」ことに悩まないと決めました
仕事とは「私が死なない理由」です
いまでは寝たきりの人など70人ほどが
OriHimeのパイロットとして働いている
寝たきりになったとしても
自分の意志で会いたい人に会いに行きたい
そして、誰かに必要とされたい私は本気でそう思っています
そういう生き方ができる
“寝たきりの先を作る”ということをやり続けていきたいです。
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書いてしまうとシンプルで
本当のお話の10分の1も伝わらないけど
何かが皆さんに伝わればと思いました。
キミたちはいずれ学生から社会人へと変わる
今「働くこと」に躊躇し
意欲が失せてる方がいたら
目的がないまま何もしないというのは
とても怖いもの
この言葉を真剣に受け止めて欲しいなと思います
生きがいという言葉があるね
前も書いたけれど、簡単に説明すると
「あなたが好きなこと」
「あなたを必要としていること」
「報酬を受けられること」
「あなたが得意なこと」
この4つが重なり合った中心に「生きがい」がある、となってる
歩ける足があるんだ
握手できる手と腕があるんだ
自分を伝える表現できる口があるんだ
未来の自分に向かって
今できる事を精一杯にやってみようよ
その製作者の方が就活生にこんな事を伝えていたよ
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就活って「敷かれたレール」を走っている気がするかもしれません
でもレールに乗ることを選択できること自体すごく豊かなことです
レールは始めからは敷かれていなくて
誰かが次の世代の人のために
頑張って敷いてきたものなんですよ
何かができなくて悩むという経験ができる
そのタイミングはものすごく重要で
そうした経験を次の人たちのために形を変えて何か残せるよう
敷かれたレールやまだ敷かれていない荒野を意識しながら
社会の入り口を楽しむのが
いいのではないかと思います
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最後に「社会の入り口を楽しむのがいい」
そう語ってくれましたが・・
どうか皆さんも就活を重くヘビィーに考えるのではなく
確実に成長できてる自分を楽しんでもらいたいものです。
BYあしなが