就活生たちへ～
ボクたちが
外国人留学生たちの
就活相談を受けて感じた現状を
1度キミ達にも知って頂きたいと思うんだ
外国人留学生の数は
年々増加傾向にあって
日本学生支援機構の調査によると
2015年には20万人を超えているそうです
出身国の内訳ではアジアが92.7％と圧倒的に多く
中国が9万人超、次いでベトナム、韓国の順らしい
その受入れ背景には
2008年に日本政府が決めた
「留学生30万人計画」があるんだ
政府は
「高度人材受け入れとも連携させながら
優秀な留学生を戦略的に獲得していく」として
日本のグローバル化戦略に
優秀な留学生を組み込む一方
将来的に進行する人口減少を
留学生の日本への定住とともに補う考えがそれです
でもね
ボクはそこに
とても違和感を感じてるんだ・・
ボクたちは
留学生たちの
就活相談を受けることも多々あります
東南アジア系の方々が最も多く
様々な国々の方とお会いします
ここでは
超上位校と呼ばれる大学以外の
海外留学生の事と認識してくださいね
留学生たちは
専門学校や4大学で
日本の教育を学んでいますが
どの留学生たちに確認しても
学校側からの就職先の支援が乏しいと
ボクたちへ相談に来社します
情報系の専門学校で学んだのに
大学側からはIT技術職の仕事は紹介されず
接客販売業を紹介されたり
留学生を大量に受け入れている
マンモス大学なのに
留学生を採用する企業案件が
全く乏しいから紹介できないとか
なにか
外国留学生を受け入れる
大学側とそれを採用する企業側と
需要と供給のバランスが成立していないと思います
特に留学生を受け入れる
専門学校系は
卒業後の就職先の紹介等は
学校側の責任責務だと強く思って頂きたいな
だって「専門学校」なんだからねぇ
専門学校や大学側は
私利私欲を持ちすぎて
本来の学校の有るべき立ち位置を
踏み間違えてる感じを強く覚えます
ここではっきり感じた事は
外国人留学生を増やしたいこの国と
企業の採用状況にはギャップがあるという事です
留学生が増えているほどには
企業側の採用意欲は高まっていない
というのが現実なのだと思います
そこには最終学歴となるべく
專門学校や4大学が「出口」を
キチンと用意してあげる事が必要
だから
大学や専門学校と国と企業が
１つのパイプを作らないといけなくて
受け入れるだけでは留学生たちが可哀想だよ
ある外国留学生のブログを掲載します・・
「日本に来ていい生活が出来るようになって
母国にいる家族達を助けたい
出来れば皆日本に連れてきたい
そして自分の夢をかないたいと答える。
私もそう願っていた。
ところが日本の生活が始まると、
初めてバイトをやって、
日本語学校に通って、
そして大学に入学してと、
そう簡単に夢はかなわない。
自分の国と比べれば
夢がかなう確率は日本にいる方が高いと思うが、
やはり日本にいると経済的、社会的、
特に留学生にとっては勉強の大変さがある。」
これじゃ
自分と家族の人生を賭けて日本に来た
外国留学生達が不憫でならない
国だけではダメで
企業だけでもダメで
専門学校や4大学だけでもダメでね
一方的に受け入れるだけでは全然ダメでさ
以前、国と企業側が
大学院生たちの出口作りをした時のように
大学や専門学校と国と企業が
１つのパイプにならないとなぁ
全てにおける就職活動の問題って
とても大きいと思います。
BYあしなが
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