一夜明けたその映像は悪魔のようだった。
ボクは両親と未だに連絡が取れない。
相馬で暮らす従姉もね・・・。
ツイッターでボクの父を探してるメッセージを見つけた・・父の親類達も必死に安否確認の連絡を模索していた。
泣いてなんかいられない
泣いてたまるか
父と母の住む街にいる方々のメッセージを昨夜息子が見つけた・・
「街は大丈夫、崩壊はしていない。」
「各自自宅で隣同士出来る事を必死にやってます」
「周囲を見る限り、こちらは持ちこたえてます」
父と母が住む町はしっかり生きている。
姿も声も聞こえないが、しっかり生きている。
三陸沖や原発近郊の被害は言葉に出来ない・・・
それでもみんな必死に何かを模索して考えて鉛のような重い足を、一歩・一歩と前に前に・・
止まってなんかいられない
止まってたまるか
今は情報、正確な情報に耳を傾け自分が今出来る事今やれる事をしっかり行う事、それが今この国を守ることに繋がるんだと思います。
ボク達が当たり前の事をしっかりやる事。
その勇気が必要なんだと思います。
その為にも
絶対に偽りのチェンメールは絶対に止めよう。
これからの自分達の真剣な生き方だけがこの国を救う、だぶんみんなあの瞬間そう思ったんじゃないか?「神様・・」って、そして何かを願ったんじゃないか?
絶対にそれを忘れちゃいけない。
勇気を持って、この現実と向かい合う事。
勇気を持って、信じきる事。
災害地に雨が降りませんように
雪が降りませんように
冷たい風が吹きませんように
温かい衣類が届きますように
温かい食事が届きますように
皆さんが家族と会えますように
・・・・。