遠い昔・・・僕の通った中学校の「バレー部」は
都大会、関東大会の常連校として躍進していた。
そのバレー部の監督さんの個性はピカ一だった。
大嫌い
だったけど・・・（‐＾▽＾‐）
彼は、野球部・サッカー部・陸上部・バスケ部・・・と
春先には片っ端から各部の練習を見学して回っていた。
むっつりと腕組みして、目ぼしい人材を見つけると
「オイ！お前。」って声を掛ける。
中学生だから、先生に呼ばれると、そばに行くっきゃない。
先生はニヤニヤ笑って、いきなり・・・
「バレー部へコイ！」
「えっ？でも・・・」
躊躇していると、家まで来て両親を説得しにかかる。
果たして、「バレー部」には毎年「運動神経抜群」の
でっかい生徒がどんどん集まってくる。
残念ながら、僕は野球部のままだったが・・・。
さて・・・そうやって「バレー部」に入った子達は
やがて、「高校」からも「大学」からもスカウトが来る。
「実業団」で活躍する人も出てくる・・・。
「ハイ！その子たちの人生は幸せ？それとも不幸せでしょうか？」
先日のセミナーで学生さん達に聞いてみた。
「なるほど！そんな道もあるよな」・・・って真顔で聞いていた。
みんな「自分の進路選択」に困っているのだ。
本人でさえ気付かなかった「資質」を見出されて、
磨きをかけられて・・・
いい意味で、予想もしなかった人生が創り上がっていくこともある。
強い運動部には、どこにだってある話じゃないかい？
「良いか、悪いか」は評価の分かれるところでしょうが・・・、
大学進学が「大目標」ではなくなった時代だから
みんな「将来の仕事」への気付きも、どんどん遅くなっている。
何を目指したらいいのか・・・分からないって学生さんがホント多い。
そして、目の前には「求人ナビ」
。
希望すれば、全ての職業に就けるがごとく
会社が自分を呼んでいる気がしてしまう。
職業選択は貴方の自由！
でも、自分で選んで失敗し続けるより
会社に自分を選んでもらった方が
「正解」って場合だって多いのです。
「おたまじゃくし」は「トンボ」にはなれない・・・し
「ヤゴ」が・・・「カエル」
になろうとしても・・・。
「貴方はトンボになって、大空を駆け上がるのだ！」って
是非、教えてあげたい人も多い。
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「本日の作戦」 
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