強風の中、午後１40分頃、所用を済ませ
たのでこちらへ。
店内で空いていたのは、小上がりの
４人かけ座卓２卓と２人がけテーブル席
の内の１席のみ。小生は空いていたその
１席につく。
銘酒を揃えるこちら、飲みたいお酒は
あまた有るが、ここには石川県の能登で
震災の被害に遭った蔵元の宗玄、遊穂、
竹葉などを用意しているので、これまで飲
んでいない「竹葉（ちくは）」を所望。
すぐにでてきました竹葉。
銘柄は聞き忘れたが、竹葉には「いか純米」
なるものもあるそうだ。が、この日の竹葉は
かなりのキレがある辛口。
実にすっきりとしたお酒だった。
アテは、いつも通り、焼きイカにした。
マヨネーズをつけて口へ。
いやあ、この食感、香ばしさ、噛む
ほどに滲みでるうま味がたまりません。
じっくり蕎麦前を楽しんでいる最中にも、
数人が入店して、小上がりで、手早く蕎麦前
を楽しみ始めた。
大いに楽しんだ小生は、〆の「粗挽きそば」
があるか、女将に問うと「ありますよ」との
ことなので所望。
しばらくして出て来たのがこちらだ。
いつもながらの角の立ったエッジが嬉しい
逸品だ。
この日の粗挽きそば、いつもより太めに
打ってある。
まずは、そのまま手繰って口へ。
エッジの角が舌を刺激、噛むとフワリと、
しかし、いつもより穏やかな蕎麦の香
が広がる。
塩で手繰れば、甘みが引きだされる。
下ろしたての生山葵を乗せると～
爽やかな山葵の風味と刺激がまた嬉しい。
後は、出汁の効い薄めの汁につけて
一気に手繰ってしまった。
いやあ、美味しかった。
ご馳走さま～
また来ます。