#67 ショパン「別れの曲」 - フジ子・ヘミングいずれ此の曲を真顔で聴く日が来ると思っていましたが、どうやら本当に其の日が迫って来ている様です。今の私の心境は、まるで此の曲の中盤の様に昂り混乱に掻き回されています。此れから私が出来る事は一体何が有るのだろうと、繰り返し繰り返し考える程に無力感に苛まれています。喜びと悲しみを同時に味わねばならない人生の皮肉に当惑そして混迷しています。願わくば、此の曲のエンディングの様に静かな心で感謝を捧げたい。只其れのみを念じています。世界一の親不孝者より