画材:アクリル絵具・キャンバス(F12)
制作:2020年~未完
キャンバスに描くのは久々ですね。
実は未完成です。
何故未完のまま出したのかというと、
12月12日から始まる展覧会に参加するのですが、
結局時間が足りなかったからです。
勿論与えられた時間はたっぷりあったのですけど、
とにかくアイデアが出ない。
与えられたテーマは「未来生活」なのですが、
よく漫画とか映画である様な、
在り来たりのものは描きたくない。
「未来の生活はこうなっている」
みたいな説明的なイラストみたいなのもなあと。
鑑賞者が自由に解釈する余地を与えたく、
謎めき要素を加味したい。
という高いハードルを無理して設定したせいで、
どんどんタイムリミットが迫って行き、
開催10日位前にやっとこんな感じの絵を描き始めました。
もう、描ける所まで描くしか無いという。
「作品が完成しない」は「ADHDあるある」
等といって開き直っています。
あともう1ヶ月余裕が欲しい←無理です。
もし展覧会が終わったら、
完成に向けて更に筆を入れていこうと思います。
年賀状イラストも描かねばならないので、
年内の完成は無理ですね。
人類の未来、地球の未来にとても興味があります。
普段からこの事をよく考えています。
新型コロナウイルスやニューノーマルなど、
様々な問題を突きつけられています。
どうなって行くのか一寸先も読めない状況です。
大変で辛い状況ではあるのですけど、
人類史上物凄い大転換期だと思います。
「時代の生き証人になってやるぜ!!」
くらいの前向きな気概を持とうと思っています。
悩んでもしょうがないですから。
ちょっと雪が積もっただけで首都圏では大勢の足に影響が出てパニックになる。停電や断水等も、普段は意識している人が余りいなさそう。インフラは、何か事が起こると意外と脆いと痛感させられる。この現代文明の行く末がとても気になる…。
— 大塚聰 (@OtsukaSatoru) March 24, 2016
大分前の呟きですが、
実はこの少し後に例の熊本地震が発生しています。
現代の社会システム、一体いつまで続けられるのだろう?
原子力問題など、何処かに皺寄せして誤魔化している。
これでいいのだろうかみたいな疑問というか、
それなりの備えみたいなのは必要なのかなって。
誰が悪いとか言うつもりも無いです。
私もその恩恵にあずかっているし。
311を切っ掛けに「何も考えないでボーッとしてるのマズくね?」と、
「目醒めた」人も多くいらっしゃると思います。
プレッパー(生存術者)の勉強をそろそろ本格的にしようかなと。
例えば、食糧危機に備えて備蓄するとか。
スーパーやコンビニの棚がカラっぽになる光景、
相変わらず目にしますけど、
何かあった時にその事で右往左往しない様に、
取り敢えず普段から備えておくに越した事はありません。
勿論、変な方向に誘導されないように、
様々な情報を多角的に見て、自分で考えて行動する。
「陰謀論」と呼ばれる話にも偏見持たずに目を通しますよ。
都合の悪い情報を「陰謀論」とレッテル貼って、
考えない様にさせているだけですから。
「陰謀論」を信じるのではなく、
あくまで数ある情報の一つとして見る。
「マスゴミ」って言うじゃないですか。
それだけ大手メディアが信用されていないという事ですけど、
要は、「陰謀論」も「マスコミ情報」も、
どちらも判断材料の一つなわけです。
そういった情報を、自分で吟味してみる、という事です。
自分と意見の違う人に、
変なレッテル貼りしてる場合じゃない。
…と、偉そうな御託はここまでにして、
多分完成が間に合わないだろうなと思って、保険として、
この展覧会のために描いたという訳ではない、
既に完成しているイラストも出品します。
一応、未来っぽく見える絵です。
2020年5月12日
それでは、展覧会情報です。
『SF-近未来-展』
会期:2020年12月12日(土)~12月25日(金)
休廊:月曜・火曜
時間:14:00~19:00
初日:16:00~19:00
場所:神奈川県横浜市中区山下町82徳永ビル105
そして、以下は気になった情報です。
スロヴァキアの空飛ぶ自動車
「KleinVision」というスロヴァキアの企業が、
空飛ぶ自動車の試験飛行を実施し、成功しました。
以前より飛行自動車の開発を進めており、
今回で5台目の試作車となるとのこと。
翼を出すのに3分、
空を飛ぶのに助走が300m必要だそうですが、
最高速度200kmの上、
1000kmの距離を飛行できるとのこと。
今後の動向が気になります。
詳細はコチラを↓
3分で翼を伸ばしてそのまま飛行、スロバキアで空飛ぶ車のテスト・フライトを実施 – Switch News(スウィッチ・ニュース)
Slovakia: Flying car! Hitting roads (and skies) near you... - YouTube
2014年の時点では、まだ飛行機に近い形状をしていました。
階段を昇降できる車椅子
Scalevo - The Stairclimbing Wheelchair - ETH Zurich - YouTube
階段を昇降できる車椅子が、
2014年にスイスのチューリッヒ工科大学で開発されたそうです。
迂闊にも知りませんでした。
もう6年も前です。
缶ジュースを自販機に運搬する時に用いる、
階段運搬台車があるのですけど、
そこから発展したのでしょうか?(分からないけど)
これは確か日本人の発明だったと思います。
テレビで紹介されているのを見た時、
まだ発明品止まりで実用化されていなかったと思います。
世界最古の懸垂式(ランゲン式)モノレール
ドイツのヴッパータール(Wuppertal)にある、
現役にして最古のモノレール、
ヴッパータル空中鉄道(Wuppertal Schwebebahn)
の1902年撮影の映像。
カール・オイゲン・ランゲン(Carl Eugen Langen)が、
1880年代に、自分の工場で、
運搬用に懸垂式モノレールを開発して使用していたそうですが、
人や物資の輸送に応用できる事に気付いたそうで、
紆余曲折あって、1894年にヴッパータール市での建設が決定。
その翌年の1895年にランゲンは死去したものの、
1898年に建設着工。
1901年に部分開通。
1903年に、
フォーヴィンケルからオーバーバルメンまでの全通開通。
モノレールの最古のものは、イギリス人の
ヘンリー・ロビンソン・パーマー(Henry Robinson Palmer)
によるもので、1821年に特許を取得、1824年に荷物運送用が、
1825年には旅客運送用モノレールが開設。
懸垂式ですが、ランゲン式とは違います。
荷台・客室は左右に振り分けられてバランスを取っていた上、
動力は、馬、人、ラクダだったそうですが、
1878年までには、蒸気機関動力が導入されたそう。
Henry Robinson Palmer - Graces Guide
更に調べてみると、実はロシアが最初との情報も出てきます。
イワン・キリロヴィチ・エリマノフ
(Иван Кириллович Эльманов)
が、パーマーとは無関係に1820年に考案した
「柱の道」(Дорога на столбах)が世界初らしい。
動力は馬。
しかし、スポンサーを見つける事が出来ず、建造を断念。
試作品を作るに留まったという事ですね。
Эльманов, Иван Кириллович — Википедия
О ТРАНСПОРТЕ БУДУЩЕГО - Советские газеты
今年はあともう一つ記事を書こうと思います。
(いや、2ついけるかな?)
いやあ、新型コロナ狂騒曲、2019年の時点で、
その翌年にこんな展開になろうとは、
誰が予想したでしょうか?
悩んでも何もならないので、
明るい気持ちで生きていきたい。
「笑う角には福来る」ですよ!!
陰気臭くしていたら、そういうのが寄ってくる。
ならば、良い事が寄ってくる様に明るい気分でいます。
勿論「頭の中お花畑」(思考停止)というのとは違います。
自分で調べて考えて、やるべき事をやって、その上でです。
というわけで、この辺りで失礼いたします。
【追記:2021/1/8】
展示の風景です。