【海外旅行】フィンランド・エストニアの旅 - その1 | 妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

その他、海外アニメ紹介、無名クラシック音楽紹介など

やっとこの記事を書く事ができました。


帰国したのは10月1日なのですが、

旅行疲れもあり、その他色々あって、記事の作成が遅れました。


画像は多めになるとは思いますが、

その分文章は少なめになると思うので、

読むのはそんなに苦痛にはならないかと思います。

(「前史」の項目は多少多めなので、読み飛ばし推奨)


でも内容は多めなので、幾つかの記事に分割して紹介します。


また、手前味噌ながら、

一般的に知られる観光名所ではない所の訪問も多々あるため、

その意味でも通常の旅行記とは違ったものになるかと思います。


それでは宜しくお願いいたします!!






・前史

私は、5~7年ほど前からバルト三国に行きたいと願っていて、

今回やっと、エストニア入国を果たせたわけですが、

まずどうして中々踏み出せなかったのかというと、

言葉の壁も勿論ありましたが、ツアーだと、旅行期間が短くても8日とか、

通常は十数日もの長期となるため、仕事の都合上、

長期休暇が取れない身分の上、私が訪れたい場所というのが、

観光名所と見られていない“穴場”である事が多く、

その理由でも個人旅行にならざるを得なかったわけです。


また、ヨーロッパのトイレ事情は不便らしいという噂とか、

海外のホテルのチェックインではどんな事をするのか?とか、

入国審査では上手く答えられるのかとか、

色々と不安な事だらけだったので、中々踏み出せずにいました。


が、今年7月に、書店に立ち寄っていきなり、

エストニア語入門書を探そうとしました。


その時は結局見つけられなかったのですが、

(大型書店を幾つも回って紀伊國屋書店新宿店でやっと見つけた)

まずは、エストニア語に近い言語のフィンランド語を学ぶため、

フィンランド語入門書を購入。


フィンランド語を憶えたら、

エストニア語も憶えやすくなるだろうという算段でした。


フィン・エスト旅行1.JPG


その本が、とても分かり易い内容のため、

頭にどんどん入って行きました。


そして、僅か2ヶ月半ほどで、旅行が決定!!


自分でも驚いています。


今回の旅行記は、初めて海外旅行をしたいという方の、

「ここが知りたい」を書く事に務めています。


自分がそうだったから。


結構その「肝心な部分」について書かない方が多いのですよね。






・9月27日 成田 → へルシンキ

いよいよ旅行です。


台風を心配していましたが、雨模様ではあったものの、

フライトには無問題。


フィン・エスト旅行2.JPG


フィン・エスト旅行3.JPG


それまでは、国内線には乗った経験はあるものの、

10時間もの搭乗はどんな感じなのか?と思っていましたが、

個別にモニターが宛がわれており、映画やニュースなどが見られ、

食事もつき、飲み物のサービスも付いているので、

退屈しない工夫がされていました。


そして、とうとうフィンランドの、

ヘルシンキ・ヴァンター国際空港

Helsinki-Vantaan lentoasema

へ…。


まず最初の赤っ恥ですが、

入国審査の時の審査官の言葉が上手く聞き取れず、

イラつかせてしまいました。


前もって英語の答えを用意していたのですが…。


シビレを切らした審査官が、日本語で訊いてきたので、

「何だ、日本語喋れるじゃん」と。


フィン・エスト旅行4.JPG


ヴァンター空港を出た所にある交通標識の台座が、

小熊になっていて可愛い!!


フィン・エスト旅行5.JPG


オンニ・バス

OnniBus

のマスコットのトナカイが可愛い!!


フィン・エスト旅行6.JPG

空港中央出口付近に、インフォメーションセンターがあり、

その脇に、各国語のガイドブック(無料)があります。


そのインフォメーションセンターで、地下鉄、トラム、バスなどの、

4日間の乗り放題券(黄緑色のICカード)を購入しようとしたものの、

3日分のまでしか取り扱っていないと言われました。


代わりにキオスク(Kioski)でなら4日間のを取り扱っているとの事なので、

近くのキオスクで購入。


券売機での購入が上手く行くかどうか分からなかったので、

(後で並んでいる人を待たせたら嫌だなと)

無難に店で購入したわけです。

しかも、フィンランド語で。


ちなみに、乗り放題券は1~7日まで種類があり、

地元では「Vuorokausilippu」と呼んでいます。


フィン・エスト旅行7.JPG


ヘルシンキへ行くには、電車とバスがあります。


何せ初めてなもんで、無難に電車で。


左右どちらからでもヘルシンキに行かれます。


山手線の様に環状ではなく、

ヘルシンキではそれぞれ終点となっていて、大江戸線に近い?


どちらから乗っても、30分程で着きます。


乗る際に驚いたのは、改札口が無いこと!!


電車に乗る際、カードリーダーに乗り放題券(ICカード)をかざして、

「ピッ」という音と共に緑のランプが点灯すれば、

その時点から有効。


キセルし放題ではないかと思うのですが、もし無賃乗車がバレたら、

高額な罰金らしい。


ちなみに、乗り放題券には2種類あり、

レシートタイプのもあるそうですが、

私が購入したのはカードタイプです。

3/6 ヘルシンキ市内の移動・交通手段 [フィンランド] All About


フィン・エスト旅行8.JPG


ヘルシンキ中央駅

Helsingin rautatieasema

に到着!!


実はこの画像、帰国する日に撮影したものですが、

時系列を分かりやすくするために、敢えてこの画像を使用。


フィン・エスト旅行9.JPG


駅前で、花や蝋燭が手向けられているのを発見。


如何にも、


「ファシズムの暴力には屈しないぞ!!」


と言った感じですが、

Twitterでその模様を日本語で紹介している方が何人かおられたので

参考にさせていただくと、9月25日(土)に、

15000人もの人が参加した大規模な反差別デモが

ヘルシンキで行われたとのことですが、その際、

ネオナチの暴行を受けた人がその後亡くなってしまったそうで、

その人を追悼するために供えられたものだそうです。


フィン・エスト旅行10.JPG


フィン・エスト旅行11.JPG


フィン・エスト旅行12.JPG


液晶広告で「バケモノの子」の告知が…。


9月30日公開予定、つまり、

私の訪問日の3日後の公開という事ですね。


フィンランド語では


息子と獣

Poika ja Peto


という題名です。


フィンランド語の新聞でも記事が出ていました。


フィン・エスト旅行13.JPG


ヘルシンキの街を歩いていて気になったのは、

日本にちなんだお店や看板に日本語を掲げているお店

が少なくなかったこと。


画像は、

AKA - also known as

(人呼んで…)

というユニークな名前のお店。


「AKB」に引っ掛けたのか何なのか?


看板中央に「名古屋」と薄っすら出ていますが、

特に意味は無さそうです。


東洋風ガストロバー(gastro bar oriental)とのことですが、

ガストロバーというのは、恐らくガストロパブ(Gastropub)

(レストランとバーを兼ねた店)の事を言うのでしょう多分。


日本人は、恐らく「ムーミン」つながりで

フィンランドが好きな方は少なく無いと思われます。


実際、ヘルシンキのいたる所で日本人観光客を見かけました。


嬉しくなって声を掛けたりしました(笑)。


周囲がコーカソイドばかりですもん。


でも、日本好きのフィンランド人も少なく無い様です。


「アニメ」とか「ポケモンGO」はやはり大人気の様です。


フィン・エスト旅行14.JPG


フィン・エスト旅行15.JPG


「地球の歩き方」でも紹介されている、日本人が経営しているという、

軽食バー「蓮」

Len’s keishoku bar

は、残念ながら閉まっていました。


この日は15時で終了とのこと。



フィン・エスト旅行16.JPG


Traveller

旅行家

というお店が具体的に何をするお店なのか?

中に入って訊いたりしなかったのでよく分かりません。


フィン・エスト旅行17.JPG


Sakura Sushi

(桜寿司)

は、時間の都合で入れなかったのですが、

どうやら外人さんが経営なさってそうですね。


寿司と焼き鳥を合わせるとか、

日本人は中華料理だと思っている餃子を日本食として出すとか、

日本人はそういう発想をしないので。


よく言われる様に、日本人が「中国の料理だ」と思っているものが、

中国人にとっては「否、これは日本食だ」という物があります。


所謂「ラーメン」なんかがそうですし、餃子にしても、

中国のものは一般的に「水餃子」だそうで、

「焼き餃子」は日本で進化を遂げたものだそうです。

(広東省でも焼き餃子はあるそうですが、日本のものとは違うそう)

餃子 - Wikipedia


フィン・エスト旅行18.JPG


Karaoke Bar Yökyöpeli

(カラオケバー 宵っぱり)

というカラオケバー。


「Yökyöpeli」(ヨキョペリ)は「ヨイッパリ」に引っ掛けたのでしょうか?


というわけで、1日目を1記事に纏めようと思いましたが、

それでも記事が多過ぎるので、分割いたします。


続きをお楽しみに…。