長編版『こぐまのウシャテク』と、小熊の出てくるポーランドアニメーション | 妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

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Miś Fantazy 1

Miś Fantazy (2005) - Gostynin - Repertuar kin - Filmweb


こぐまのファンタジー

Miś Fantazy


【監督】(Reżyseria)

ロベルト・トゥルウォ

Robert Turło


【脚本】(Scenariusz)

エヴァ・カルヴァン=ヤストシェンプスカ

Ewa Karwan-Jastrzębska

マレク・カルヴァン=ヤストシェンプスキ

Marek Karwan-Jastrzębski


【スタジオ】(Studja)

有限会社アニメーション映画テレビスタジオ

TV Studio Filmów Animowanych Sp. z o. o.


【話数】(Liczba odcinków)

13話


【1話分の時間の長さ】(Czas trwania odcinka)

13分(minut)


【放送局】(Stacja telewizyjna)

TVP1

TVP ABC


【放映期間】(Lata emisji)

2008~2015年


【資料】

Miś Fantazy - Wikipedia Polski


オープニング

https://www.youtube.com/watch?v=TuXMgC3jPQs


たまには、可愛いもの路線と行きましょう。


青い色をした子熊が主人公。


言葉がよく分からないので、具体的な内容はよく分かりませんが、

少女マルカ(Malka)と小熊のファンタジーが、

物語の世界を冒険するんだろうなというのは、何となく分かります。


物語は、児童・青少年文学者、脚本家、ジャーナリストである、

エヴァ・カルヴァン=ヤストシェンプスカによる、

『こぐまのファンタジー 永遠の太陽の地で』(1994年)

(Miś Fantazy w Krainie Wiecznego Słońca)

『こぐまのファンタジー 水晶の謎と出会う』(1997年)

(Miś Fantazy poznaje tajemnicę Kryształu)

という物語に基づいているそうです。

Miś Fantazy 2

Miś Fantazy poznaje tajemnicę Kryształu - w.bibliotece.pl


縫いぐるみもあります。

Miś Fantazy 3

Pluszowy Miś Fantazy | TV Studio Filmów Animowanych sp. z o.o.


制作年(放映年?)について情報源によってマチマチで、

このアニメーションを制作している会社を紹介したWikipedia頁では、

2006~2008年と出ています。

TV Studio Filmów Animowanych Sp. z o. o. - Wikipedia Polski


2007年に、

「アメリカのポーランド映画祭」(Polish Film Festival in America)

でも上映されているそうです。


本国ポーランドで正式に放映される1年前ですね。

FANTAZY THE BEAR | POLISH FILM FESTIVAL IN AMERICA


完成前に、アニメーション映画祭で一部が上映されるというケースは

よくあります。


しかし、DVD情報のサイトでは、2005~2007年と出ています。

Miś Fantazy (2005) - Gostynin - Repertuar kin - Filmweb


公式サイトと思われる頁では、2006~2007年と出ています。

Miś Fantazy | TV Studio Filmów Animowanych sp. z o.o.






小熊の出てくるポーランドのアニメーションと言えば、

『ちょうのアルフレット』(Motyl Alfred)2012年

というのもあります。


Motyl-Alfred-1


主人公は、

セーラー服姿の小熊「小さな船員」(Mały Marynarz)。


紛失した胸のボタンを探している様です。


Motyl-Alfred-2


映像はYouTubeに出ておりませんが、

このアニメーションを制作した、

M・セラフィンスキ・スタジオ(M.Serafiński Studio)

のサイトで映像の一部が見られます。

Motyl Alfred | Serafiński Studio


ネット上にいくつか画像が出ておりますので、

ブログに転載させていただきました。


ヤン・ステリジュク(Jan Steliżuk)が、

監督、脚本、美術を務めています。

O!PLA Dzieciom - News O.pl






日本では「おやすみ、クマちゃん」の邦題で知られる人形アニメ、

『こぐまのウシャテク』(Miś Uszatek)が、

装いを新たに長編アニメーションとなって帰ってくる!!

Powstaje pełnometrażowy "Miś Uszatek". Maciej Stuhr: trema jest ogromna - Stopklatka


Miś Uszatek 2019

Miś Uszatek gwiazdą kina. Fabryka zabawek i bitwa o klapnięte uszko - TVP Info


予告編

https://www.youtube.com/watch?v=mnrr6DI7J8M


元のアニメは、日常生活の中に於ける教訓めいたお話を、

ほのぼのした優しい感じに描いた内容ですけど、

今回紹介するのは、妙にSF的な内容の様に見えます。


制作の舞台裏を紹介しているサイトを見てみましたが、

セットと3DCGの組み合わせの様です。

Miś Uszatek - TFP


詳細は分からないですが、予告編と思われる映像を見た限りでは、

ウシャテクが、おもちゃ製造工場で製品として出荷される前、

左の耳がひしゃげている事を理由に「不良品」扱いを受け、

処分されてしまう所を、ウサギが救出しようとしてパッケージを抜け出し、

2人で逃避行をはかる、という内容の様に見えます。


監督は、グジェゴシュ・ヨンカイティス(Grzegorz Jonkajtys)ですが、

彼について調べてみた所、

ディストピアSF短編映画『The 3rd Letter』を制作しているとのこと。

ポーランド人VFX映像作家Grzegorz Jonkajtysが放つ、驚異のディストピアSFショートフィルム「The 3rd Letter」 - white-screen.jp


だから、妙にディストピア調なんでしょうか?


「シン・シティ」「トランスフォーマー/リベンジ」「アイアンマン2」

といったハリウッド大作においてVFXを手掛けているそうで、

その手の世界では有名人なのでしょうか?


「Jonkajtys」が「ジョンカッチァス」とカタカナ表記されていますが、

英語ではそう発音するのでしょうか?


「Grzegorz」を「グレゴリ」と表記している方もおられますが、

さすがに適当すぎます!!

発音が分からないと、取り敢えず英語読みっぽい表記にするのは、

よく見かけますね。


脚本は、ピョトル・ヤセク(Piotr Jasek)。


「Miś Uszatek」のWikipedia頁によれば、2019年に公開予定との事。

Miś Uszatek - Wikipedia Polski


比較のため元のデザインを出しておきますが、

デザイン自体、ほのぼのした感じですね。


Miś Uszatek