人生の意味を9ドル99セントで
Le sens de la vie pour 9.99$
Le Sens de la Vie pour 9,99$ ($9,99 Movie) - notrecinema.com
脚本(Writer):エトガル・ケレット(Etgar Keret)
監督(Director):タティア・ローゼンタール(Tatia Rosenthal)
音楽(Music):クリストファー・ボウエン(Christopher Bowen)
時間(Running time):78分
初公開(Release date):2008年9月4日
$9.99(Wikipedia, English)
予告編(Trailer)
以前、イスラエルのアニメって無いかな?と思って探したところ、
『バシールとワルツを』
ואלס עם באשיר
WALTZ WITH BASHIR
というアニメを発見したんですが、
何だか戦争を描いていて重苦しい印象を受けたので、
積極的にブログに書こうとしませんでした。
が、そろそろと思っていたところ、
このアニメが『戦場でワルツを』という邦題で
日本で正式な公開の運びとなり、
マスメディアでも取り上げられてしまったので、
私の所のブログで紹介する意味を失いました。
弊ブログは、基本マイナーネタオンリーですので。
で、イスラエルのアニメって、
これだけじゃないだろ!!と思って、意地でも探しました。
単に『ユダヤ人の制作したアニメ』ではいけないのです。
それこそ、ユダヤ人の作ったアニメは沢山ありますし。
『イスラエルで作られたアニメ』が知りたかったのです。
ここに紹介するアニメは、
所謂『クレイアニメ』というものですが、
体の、特に表情の細かい動きが新鮮に感じられました。
クレイアニメはそんなに多く見て無いんで、
もしかしたら似た様なのがあるのかも知れませんが、
私の知る限りでは、斬新に見えました。
如何にも外見的に、
ぎこちない動きを見せそうに見える人形達ですが、
結構滑らか且つ細かい動きのストップモーションアニメです。
使われている人形は、
漫画的な極端なデフォルメがされておらず、
ちょっと生々しい。
でも、頭身がリアルな人物に比べて
若干少ない等といったところが
ソフトな印象を与える為か、
キモい感じはしません。
リアリティのある人形は、
往々にして見た目が怖い場合が多々あるので。
イスラエルとオーストラリアとの合作アニメのようです。
このアニメを制作したタティア・ローゼンタールは、
1971年にイスラエルで生まれた女性アニメーション作家です。
話の内容は、ちょっと分かりません。
恐らく、複雑な群像劇といったところでしょうか?
特に、背中に羽の生えたおじさんが印象深い。
フランス語のタイトルは、
『9ドル99セントの生活感覚』
(Le Sens de la vie pour 9.99$)
です。
DVD化されていて、
そのパッケージデザインもネットに出ているようなんですが、
販売しているサイトが中々見つかりません。
【追記:2023/1/6】
映像が削除されたので上げ直し。
邦題を書き直し。
画像3枚追加
人生の意味を追求する失業男、
デイヴ・ペック(Dave Peck)の物語。
雑誌で「9.99ドルの低価格で」人生の意味を伝える本
の広告を見た事が切っ掛けで、
人生の本当の意味を見つけるために、
シドニーのアパートで冒険するというお話だそうです。