【漫画】ボヤンさん(Medved Bojan + サザエさん) | 妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

その他、海外アニメ紹介、無名クラシック音楽紹介など

ボヤンさん i SAZAE SAN_2009-2-26.jpg

ご当地マイナーアニメを何とかして有名にしたいコーナー!!

 

やはり、有名所とのコラボは、別に悪くないと思うのです。

 

何だかんだ言って、

有名人や目立っている人に対して弱いような所謂「ミーハー」は数多い。

その方が目に付きやすい。

 

私みたいに「有名人とかそんなの関係ねえ~!!」という様なヤツは、

少数派だと思います。

 

というわけで、熊のボヤン(Medved Bojan) がコラボするお相手は、

国民的アニメの双璧の一つ「サザエさん」です。

 

が、厳密に言えば、アニメ版ではないです。

絵柄は原作版ですね。

 

私は、原作版サザエさんの方が好きですね。

アニメ版のは、どうも血が通ってないような

(ごめんなさいこんなこと書いて)。

妙にお行儀良過ぎ。無垢過ぎ。

 

原作版のをごらんなさい。

もっとワイルドですよ。

 

実は、アニメ版も、

最初は原作版に近かったんですが、

どういうわけか、

80年代で時間が止まっちゃった様な感じになってしまいました。

 

何か、真剣に見るようなものではなく、

惰性で見るっぽい存在になってしまったような…。

 

国民的アニメの双璧のもう一つの「ドラえもん」ですが、

冒険的なリニューアルが批判を浴び、

失速していった様な印象を受けます。

 

で、グダグダになったまま開き直っている様な雰囲気を感じますが、

実際はどうなんでしょうか?

 

どちらにも共通するのが、

「70~80年代で時間が止まった感」です。

 

「サザエさん」の場合はそれに違和感を感じたのに対し、

「ドラえもん」の場合は80年代スタイルのままがいいという感じ。

 

実は、どちらも最近は殆ど見て無いのですが、

最近チラッと見た時、

今風の「ストリート系ファッション」

のいでたちのエキストラの少年が出ているのを

どちらにも見た事があります。

 

ドラえもんの場合は、

のび太達が「ストリート系ファッション」

になって騒がれるよりも前に見たんです!!

 

何かのコマーシャルで、

カツオが「ストリート系ファッション」

のいでたちになっているのも見たような見ないような…。

 

今の所「サザエさん」アニメは、

本編ではそれまでの80年代スタイルを固守しているようですが。

「ストリート系ドラえもん」って、結局どうなったんだろうか?

 

えらい評判悪かったようですが

(私自身、個人的にその手のファッションが苦手なので)、

余り見なくなったような気が…。

 

「サザエさん」と「ドラえもん」は、

何か見えない糸で繋がっているんですかね?

シンクロってますね。さすがは国民的キャラ!!

 

本題に移ります。

マグリット(René Magritte)の

「無謀な企て」(La Tentative de l'Impossible, 1928)

ドラえもんの道具を彷彿とさせる内容ですが、

漫画とかアニメで実際にこれと被っている作品は他にあるのでしょうか?

 

如何にも結構考え付きそうなので、

似たようなのはあるのでしょうが、

何か思い出せないなあ…。

 

ドラえもんの道具に「それっぽい」のがあったような気もするが、

私は「ドラえもん博士」ではないので、分かりません。

 

「熊」(medved)とは言っても、熊っぽく見えない。

タヌキかアライグマではないのか?

 

画風も、佃公彦辺りの、

ちょっと懐かしい感じのほのぼの系だが、

ヨーロッパっぽく無い感じがする。

 

如何にも日本人の漫画家が描きそうな画風なのが驚き。

如何にも人間が着ぐるみ着ている様な雰囲気だったので、

漫画ではその様に描いた。

 

旧ユーゴスラビアのアニメは

ザグレブ(クロアチア)が一番だけど、

スロベニアのアニメは、

まともなのは

「くまのボヤン」

「ウサギのツィクツァク」(Zajčki Cik Cak)

コマーシャルアニメでは

チュンガルンガ(Čunga Lunga)

ヴィキクリーム(Viki Krema)

しか確認していない。

 

「まともなの」というのは、「子供向け」という意味です。

「ネズミのスメティシュカ」(Miška Smetiška)とか

「フルチェク・ミハ物語」(Hrček Miha pripoveduje)

なんて情報もネットで見たが、動画として観たわけではない。

 

 

 

【追記:2009.2.27 20:35】

スロベニアの国民的漫画家と思われる

ミキ・ムーステル(Miki Muster)による

「ウサギのツィクツァク」

「チュンガルンガ」

「ヴィキクリーム」

があるのを忘れてました。

それらを記事中に追加しました。

 

【記事訂正:2009.3.3 18:08】

ワカメちゃんだけは、「昭和前期」の格好でした。

ここにお詫びして訂正します。

 

【追記:2024/3/8】

作品画像を新しくスキャンし直して上げ直し。

文章を読みやすいように整理。