オランダ語の”G”の発音が、「ガギグゲゴ」ではなく、喉の奥から擦り出す様な、どちらかというと「ハヒフへホ」に近いとはよく知られているものの、「ゴッホ」は何故か「ホッホ」とは呼ばれない。
「フィンセント・ファン・ホッホ」でネット検索してみると、上記と同じ事を書いているブログを幾つか発見する。
有名だし、そういう呼び名で定着している為だからだろう。
「エディスン」を「エジソン」と、「エウクレイデス」を「ユークリッド」、「アイソーポス」を「イソップ」、「アームンセン」を「アムンゼン」、「ベートホーフェン」を「ベートーヴェン」、「コベイン」を「コバーン」と呼ぶようなものだろう。
でも、厳密には「ハヒフヘホ」ではないので、新しい表記を取り敢えず考えた。
誰も採用してくれないとは思うけど、別にどうでもいいや。
ガハ ギヒ グフ ゲヘ ゴホ
あるいは
カ´ キ´ ク´ ケ´ コ´
ちょっと無理があるような・・・
未だ納得行ってません。
○念の為の使用例○
ヘント = ゲへントウ
Gent ケ´ントウ
どうです?
だめですか?
まあ、シャレですから・・・。
次いでとばかりに、ロシア語の”X”の日本語表記も考えました。
誰も採用してくれないとは思いますが。
カハ キヒ クフ ケヘ コホ
あるいは
ハ´ ヒ´ フ´ ヘ´ ホ´
○使用例○
ハラショー = カハラ゜ショー
хорошо ハ´ラ゜ショー
(英語等の”R”にあたるロシア語の”P”は、私の中では勝手に『ラ』に半濁音表記させている)
これも、自己満足の賜物です。
鼻濁音の一般的表記である「んが」みたいですね。
これも納得いってない。
母音を伴ったオランダ語の”G”は、音声学的に言うと「有声軟口蓋摩擦音」と呼び、子音だけのオランダ語の”G”やロシア語の”X”は「無声軟口蓋摩擦音」と呼ぶ。
つまり、「有声軟口蓋摩擦音」と「無声軟口蓋摩擦音」を分けて、その日本語表記法を勝手に考えたという訳です。
それで何かが変わるとも思いませんけど。