形式にこだわらない アイスクリームの食べ方編 | 妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

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数日前、杉並区のとある場所を散歩していたら、たまたまスーパーマーケットがあった。

中に入ってアイスクリーム売り場の前を通ると、無性にアイスが食べたくなった。

普通の小さなカップアイスだと物足りないので、レディボーデンとかリーベンデール(後者は今、何故か見ないな・・・)級のちょっと大きめのアイスクリームを買った。

レディボーデンと、もう一つは聞いた事が無い銘柄のニュージーランドなんたらとかいうアイスがあり、マイナー好きの私は、後者を選んだ。

そのスーパーにはくつろぎスペースがあって、そこでそのアイスを食べようとしたのだが、さて何で食べるか・・・?


アイス売り場には木のスプーンが大抵置いてあり、そこにも置いてあったのだが、大きい木のスプーンが無かった。

これでは大きいアイスが食べにくい。

私は「マイ箸」を持参しているのだが、その訳は、以前は「割り箸」は「間伐材」を利用しているから環境破壊とは関係ないと言われていたのだが、今ではそうではなく、中国から木材を輸入していて環境破壊に繋がっているらしいとかいう話を聞いたりして、こんな事をして効き目があるのかどうかはともかく、出来るだけ「割り箸」を用いないようにする為、「マイ箸」を持ち歩くようになった。


ちょっと長めの「マイスプーン」なんて、普通思いつかないし、わざわざスーパーで新しくスプーンを買うのもバカバカしいので、思い切って箸でアイスを食べる事にした。


箸でアイス

意外とそんなに食べ辛くは無い。

てか、食べやすい方。

いやその前に、どうせスーパーで食べるのなら、スーパーの袋を拒否すればよかった。

そこが残念。


恥ずかしがりには無理だろうけど、そんなの気にしない私は、平気で食べた。

気がかりだったのは、周囲に親子連れが何組かいたこと。

隣の席には、お婆さんとその孫(推定2~3歳)と思しき2人がいて、怪訝な顔で私の方を見ていた(視線を合わせていなかったので、本当に私をみていたのかは定かではない)。

子供が食事をしている前でアイスを食べている所を見せるのは酷ではないかな?と気がかりだった。




まさか、こんな出来事を書き表す為に、こんなに文字を使うとは思わなかった。

それはともかく、常識に囚われない発想力と実行力は大事だと思う。

それを阻むのは、「恥ずかしい」という意識。

別に、人様に迷惑を掛けている訳でも、乱れた服装したり汚い地面に座り込む等の、見ていて不快に思える様な事(主観によって意見が分かれる所はあると思うが、例として述べたまで)をしている訳でもない。

詳しくは述べないが、明治時代の日本人は、それまでの常識や因習を打破して近代化に成功した。

まあ、箸でアイスを食べる事と明治時代の改革とでは比べ物にならないけど、意識としては似ているかも・・・、と、自画自賛してみる。


芸術家を志そうという方は、最低こういう意識は持った方がいいと思います。