クラセン、やっと完成! | メタルLのブログ

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愛媛県の車屋さんです

シャフトが焼き入れから返ってきました

高周波焼き入れにしました

さすがです!!ほぼ歪みありません、って

当たり前かてへぺろ

 

旋盤に銜えて表面を磨きました

焼きが入ってると、旋盤にチャックで締めた際の

感覚が全然違います・・・

生の鉄だと、ヌメって締まるのが

焼き入りだと、カチッみたいな・・・

 

オーナーさんが仕上げてくれたケースに

組んでいきます

 

クラセンプレートは、ターボ用は

スロット幅が4気筒で異なります

最外側の細いスロットが1度信号で、360個

内側のスロットが気筒判別で4個です

フルコンなので、どうでもいいんですが

まぁ一応、裏返しで組み込みます

(SRと回転方向が逆のため)

 

で、1番の上死点をどうやって判別するか?ですが

一番幅が広いスロットを1番と認識します

で、その幅が広いスロットは一体どのくらいの幅か?

ってのをECUにインプットしないといけません

 

ただ、シルビアクラスの超メジャー車種になると

ベースデータがありますので

それを一度読み込めば、全て設定されてますので

上記の様な作業は必要ないんですが・・・

 

が、組みながら少し気になって

ECUを確認してみるとデフォルトのスロット幅は

16になってました

 

プレートを拡大してみました

う~ん・・・ 15だ・・・びっくり

余計な作業をして、モンモンとしてしまいましたあせる

まぁ拡大画像が粗いので何とも言えませんが・・・

 

ちなみに、このスロット幅認識調整は

クランキングしながら測定してインプットすることも

できます

 

気になって調べただけですので、デフォルトデータで

全然問題ないですニコニコ

 

 

で、組み付け完了!!

どっから見ても純正ですチュー

 

ただ、急ぎの仕事が入って

2週間くらいストップになりそうです・・・えーん