学校も企業も官庁も「クレーム」にビクビクしすぎでは? | 桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

★職業:講師 ★専門:ストレスマネジメント アンガーマネジメント コミュニケーション危機管理 ★特徴:「あたま・こころ・からだ」をととのえる ★㈱コミュニケーション・デザイン結 代表


小学校のトロッコ問題。

 

トロッコ問題よりも

その問題への学校の対処方法に

今注目が集まっています。

 

ここからは

私が最近関係者から聞いた話ですが

学校だけの問題ではないので

一緒に考えてみませんか?

 

ある学校の話です。

放課後にどのような遊びを認めるか

ということが職員会議の話題でした。

 

ある生徒が

校庭でテニスをしたいと先生に頼み

その話題を話し合いました。

 

すると

ある先生が他の学校で

生徒がテニスをしたときに怪我をしたので

禁止すべきだと言いました。

 

テニスコートのない場所で

テニスをするべきではないという考えです。

 

しかし

たかが小学生の軟式テニス。

ボールはゴムボールです。

 

親に何か言われたらどうしたらいいか?

最終的に会議はその方向になり

結局テニスは禁止になりました。

 

「危ない。不安だ。前例がない。」

このことに学校は恐怖を感じますが

企業や官庁も同じです。

 

お客様がたった一人でもクレームすると

企業はビクビクします。

すぐ謝ります。

え?

それって変じゃないですか?

 

トロッコ問題は他人ごとではありません。

 

今回のこの問題は

リスクマネジメント危機管理の本質を考える

絶好のチャンスです!!

 

そして

これこそが、日本人は

リスクマネジメントは得意だけど

危機管理(クライシスマネジメント)能力が低い原因

だと私は推測します。

 

え?

どういうことかって?

続きはまた今度。

 

つ・づ・く

 

 

私のお気に入りです。

自分の意見を言うのは〇
クレームだって意見です。

でも、それに振り回されるのって

自分の意見や覚悟もないってこのなのかも。

せやろがいさんもマツコ・デラックスさんも

ハッキリ意見を言う人って

影響力ありますね・・・。

ちなみに

このオリンピックのボランティア問題は

我が家もせやろがいさんと同じ意見で、

変だぞ!って思ってます。