何を選ぶか、誰を選ぶか | 桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

★職業:講師 ★専門:ストレスマネジメント アンガーマネジメント コミュニケーション危機管理 ★特徴:「あたま・こころ・からだ」をととのえる ★㈱コミュニケーション・デザイン結 代表

ある語学の勉強をしています。

ネットで会話を習っています。

サイトにはたくさんの先生がいて

自由に選ぶことができます。

 

昨日はこだわって

ある日本人の先生を選びました。

 

語学のセッションですから

いつもはネイティブの方を探します。

 

ふと

ネイティブではないのに

発音が美しい日本人の先生を見つけました。

 

なぜ?と興味をそそられたので

その方を選び、昨日は途中までは二人で

日本人同士なのに、違う言語で話しました。

 

すると途中

先生は、日本語に切り替え

いきなりこう言われました。

 

「では、妙さんの問題を

一緒に整理してみませんか?」

 

この一言は衝撃でした。

なぜなら、
語学セッションは

単なるフリートーキングだったからです。

 

 

そして

問題の整理は

実はその語学のことではないのです。

 

会話の中の

気になった部分をピックアップして

フィードバックしてくれただけですが・・・。

 

実は先生の質問こそが

私が最近見失っていた

問題を課題に変える有効な質問でした。

 

いつもは
自問自答するときに

使っているシンプルな疑問文です。

最近はあることに悩み

この質問を自分に使うことさえ
忘れていました。

 

この言葉ではっとして

ここ数週間悩んでいた

本質的な自分の問題と答えが

突然私の中から浮き上がりました。

 

語学とは全く関係のない問題が

意図せず、一瞬で解決しました。

 

私はずっと

誰かにに指摘してほしかったのかもしhれません。

そして、それは全く関係のない人間関係で

自然に促されて、自分で気づきたかったのかも。

その先生と話してみたいと思ったのは

その先生の生き方に興味があったから。

そして、その選択は間違いはありませんでした。

 

セッションが終わるころには

一つの叡智が目の前に浮かび

迷いも悩みも消えていました。

 

久しぶりにそういう方と出会い

40分の語学セッションは

数万円分の価値あるような

セッションとなりました。

 

私より遥かに若いその方の

たった一言が私を変わるとは

予想もしませんでした。

 

人生では何をするかより

誰と出会うかが大事なのかもしれません。

今までどんな方と出会いましたか?

 

人生には

良い出逢いもあるし

辛い出会いもあります。

 

良い出逢いって

 

ひょっとすると

辛い出会いの後にこそ

巡り合えるのかも?

 

なんだか

そんな気がします・・・・。