捨てて良いもの 捨てる必要のないもの | 桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

★職業:講師 ★専門:ストレスマネジメント アンガーマネジメント コミュニケーション危機管理 ★特徴:「あたま・こころ・からだ」をととのえる ★㈱コミュニケーション・デザイン結 代表

ピンクシャツ運動で

年に一度無料セミナーを開催しています。

 

今年はリスクマネジメント危機管理セミナーにして

昨日実施しました。

 

セミナーのテーマは

「捨てる技術と優先順位」です。

 

テーマはかたい内容ですが

いつものように温かい雰囲気で

 

わきあいあいで笑顔があふれる

楽しいセミナーでした。

余分な洋服を手放す

 

捨てることの大切さは

小林宏之機長から以前教えて頂きました。

 

わかっていても

物も感情も思考も

簡単には捨てられませんでした。

 

最初に捨てられるものをと考え

洋服から手をつけることにしました。

 

一大決心して

友人の若い女性にまだ着ていない服も含め

100着以上譲りました。

 

残った洋服は
最近よく着る定番の洋服だけ。

 

おかげで

出かける前の洋服選びは

5分もかからなくなりました。

余分な感情を捨てる

 

次にやっているのが

今必要ない余分なネガティブな感情を

捨てることです。

過去にはその感情が必要でした。

 

十分にネガティブの中に浸り

不安や恐怖や悲しみを味わったおかげで

たくさんの気づきを得ました。

 

自分の弱点を気づかせてくれた

ネガティブ感情ですがもう必要ないのに

不用意にときどき再現されます。

 

ネガティブ感情は

ネガティブ思考を作りだしますから

早く整理整頓しなければいけません。

 

アンガーマネジメントや

セドナメッソドや愛結(まなゆい)や

色々挑戦しましたが

なかなか消せまでした。

自分の安全安心を奪った出来事と

それらに付随する感情や感覚は

脳は忘れないようにするからです。

ゆるすということ

 

そんなときに

ジェラルド・G. ジャンポルスキー

「ゆるすということ」という本と出会いました。

 

本のアドバイスに従い

なぜネガティブな感情を反芻し

不快な感覚に囚われているを

追求するのは止めました。

 

なぜ「ゆるすのか」

どう「ゆるすのか」

何を「ゆるすのか」

 

このSTEPで

全てをゆるすだけです。

 

ただ心で思い

ただゆるす。

 

本の中に「ゆるして得られること」が

明確に書いてあったことが決め手です。

ゆるすか ゆるさないか

 

選択する理由が明確だと

ゆるすことは難しなく

 

一旦ゆるすと

感覚が変わります。

 

「ゆるす」という言葉も

ひとそれぞれ思いがあって

 

上から目線で

見下すような感覚だから

「ゆるす」という言葉が不快だ

という方もいます。

 

私がゆるすのは

他人ではなく、様々な感情を持ってしまう

自分自身なので見下すという感覚は

覚えませんから大丈夫です。

 

ネガティブ感情を

捨てると

ネガティブ感覚は

嘘のように蒸発してしまいます。

 

ストレス値は急激に減って

今の私のストレス度合いは

0ですから、

色々なことがあっても。

不快感は持続しません。

 

「こんな簡単なこことで?」

と反発したり異論を唱える方も

いっらしゃると思います。

 

自分の感情の捨て方は

人それぞれ。

 

ネガティブ感情やネガティブ感覚を

捨てたくない人は必ず理由があるので

それも構わないと思います。

 

価値観や生き方はひとそれぞれ・・・。

 

私は

自分の感情と感覚のコントロールしかできません。

 

では今日も研修。

いってきます。

昨日のセミナーを思い出し

捨てる技術と優先順位も伝えてこようと思います。

 

桜が待ち遠しいですね。

今日も良き日になりますように。