心を整える前に心を調(ととの)える | 桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

★職業:講師 ★専門:ストレスマネジメント アンガーマネジメント コミュニケーション危機管理 ★特徴:「あたま・こころ・からだ」をととのえる ★㈱コミュニケーション・デザイン結 代表

皆さんは
心や身体をを調(ととの)えていますか?

 

視覚を満たし

聴覚を満たし

感覚を満たすこと。

 

これが常に最初にすべきこと。

 

心と身体、マインドを満たし

初めて、作業をする意欲がわく

・・・・のかもしれない。

 

私の仮説です。

あくまでも自分の体験を元にしていて

直感的で感覚的な自分のセルフマネジメント法です。

 

きちんとした医学的根拠はありませんが

私には意味と効果があります。


札幌に戻ってきて

昨日は思い切って終日休みました。

 

心と身体に

エネルギーを入れる日に充てました。

 

最近、身体と心が疲労していて

休日の事務作業がうまくできませんでした。

 

私には調心・調息・調身が必要だと

昨日自覚したからです。

 

5Sのような整理整頓は必要ですが

整理整頓する意欲がないまま、

セミナー以外もタスクに追われてしまい

 

私の心がどんどん空っぽになっていきました。

 

整える前に調える。

 

「整える」と「調える」

は読み方は同じですが意味は違います。

 

整えるは、

乱れないように整理することで

すでに、「ある」状態です。

 

一方調えるは、「ない」状態。

足りないから補充するのが調えるです。

 

整理も整頓も「ある」からできること。

整理整頓が必要なくらい物やTASKはあり。

 

でも心と身体のエネルギー不足で

メールの返事や電話の対応も

うまくできませていませんでした。

調心・調息・調身は

整えるではなく調えること。

 

調えるのは

意欲やエネルギーなのかなと思います。

 

忙しいと、心を失い、意欲も足りなくなります。

ストレスを処理できないディストレスな状態になって

しまいます。

 

すると

ミスコミュニケーションや過労や

怒りを作り出し、うまく回らなくなります。

危機管理では、それを対処する方法があります。

 

そうならないために

心と身体の体力と免疫力をUPさせる必要があります。

それがリスクマネジメントです。

 

仕事はあるし、物もある、

やりたいことも出来ている

 

でも

自分自身の環境や感情を整理整頓する

余力が全く残っていない。

 

なぜ残っていないか

それは、仕事で全てを使い果たすからです。

 

セミナーは集中力と実行力が必要で

自分の心や身体に使うエネルギーが

一かけらも残らないほど集中します。

 

意欲は心から生まれ

目的思考だけでは疲弊していきます。

 

心のエネルギーが一杯であることとは

日常や人間関係が豊かであることではないだろうか。

 

これも私の仮説で

仕事が成功しているのに、疲労だけして

幸せを実感しない人が多い理由を

自分で考えたときの仮説です。

 

自分で検証すると

私はロボットではありませんから

食べて寝るだけでは

心のエネルギーは一杯にならないのです・・・。

 

 

 

 

脳のやる気スイッチは

淡蒼球という場所にあります。

 

人は淡蒼球を

自分の意志で動かすことが出来ません。

 

脳には高い質と適度な量の刺激が必要で

それが淡蒼球を活性化させるのかもしれないと

ある本で読みました。

 

左脳は仕事でさんざん使っていますから

刺激が足りないのは右脳です。

 

右脳側をうまく満たすことが

淡蒼球にも影響するのか否かは

よくわかりません。

 

ただ、作業だけが目的ならば

右脳には意味がなくなります。

 

心が足りていないのは

右脳への刺激が足りていなくて

何かバランスが悪いこと。

 

右脳は必要だからあるのです。

 

心に潤いを満たすことはとても意味があり

それが心のエネルギーを満たすことだと

脳が進化しながら理解していることだとしたら・・・。

 

忙しくて心を亡くした人が

心の足りなさを満たす方法は

まずは、衣食住を満たし

心が感じる刺激を右脳が認めること。

これが私か想像する調心です。

 

視覚的刺激

聴覚的刺激

感覚的刺激

 

右脳が十分にこれらの刺激を受けて

気持ち良いと感じることで

初めて意欲になり

左脳は効果的に活動できる。

 

なんちゃって・・・。

 

あくまで仮説ですから

鵜呑みにしないでくださいね。

 

でも

文字や言葉を持たない民族は

過去にもたくさんいましたが

 

絵や音楽や唄を持たない民族は

未だかつていないのだそうです。

 

一見無駄に見える芸術や文化の意味の原点は

ここにあるのではないでしょうか。

脳は進化のために

 

絵が文字になり

音が言葉になり

 

脳の中のデータの記憶や思考を

簡単にしましたが

それだけで上手く機能しない

動物の仕組みのようなものがある。

 

うまく生存するための

ストレスを処理するためには

脳自体が心地よくして

疲労を残さない方が良い。

 

だからこそ

 

食欲の秋

芸術の秋

スポーツの秋

 

という具合に

秋は五感を刺激して

疲労を回復し、意欲をつくる。

 

春から夏にかけて

たくさん疲労して働いたので

秋は疲労回復する。

 

それは、

厳しい冬の前に

人は心身のエネルギーチャージを

しなければいけないから。

 

昨日美しい紅葉を見て、

十分に心身のネルギーチャージしました。

 

意欲がわいたので

今日から明日は

仕事と部屋の片づけです。

 

仕事のやり残こしや事務手続き、

仕事の荷物の整理整頓が終わったときの

心と状態をたくさんイメージしてから

行動開始です。

 

皆さんは疲れていませんか?

 

まずは心が失ったエネルギーチャージを

すすめた方が賢明です。

科学的根拠や医学的根拠の

エビデンスや実験結果などありませんが

私の体験の確信です。

 

今日も佳き日にして

明日が良き日になりますように!