「有名人は誰を乗せましたか?」 | 桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

★職業:講師 ★専門:ストレスマネジメント アンガーマネジメント コミュニケーション危機管理 ★特徴:「あたま・こころ・からだ」をととのえる ★㈱コミュニケーション・デザイン結 代表

CAの時フライトで有名人の方にたくさんお目にかかりました。

 小中高のキャリア教育授業で最後に何か質問がありますかと聴くと
「有名人はどんな人と会いましたか?」がとても多いです。
将来の就職のための授業ですから
正直がっかり残念な気持ちがありますが
人は人に興味があり
人をモデルするのだから当然かもしれません。
 
多分意外な裏話を聴きたいのかもしれませんが
 短いフライトの一瞬しか見ていないのに
「この有名人はこうだった」と私が伝えるのは失礼な話ですし
名前を告げると「どんな人?」とどんどん聴かれるので
そういう場では伝えません。

人をどう伝えるか
伝え方を聴くとき、その人の考え方がよく分かります・・・

週刊誌や雑誌は
たぶん意外性を感じるような悪口や醜聞が読者の興味をそそります。

1000回中わずか1回でも失敗があれば
針小棒大にしてそれをたくさんの修飾語で伝えています。

それをどう読むか
これは私達次第です。

私が師と仰ぐ方は何人もいますが

危機管理専門家の小林宏之さんは
修飾語は全て外して読みなさいと教えてくださいました。
すると事実だけが浮かび上がり
どう反応するかは人それぞれで、反対の印象を持つことも多いです。
ほん1 


映画解説の楢部一視さんは
歴史や背景もきちんと読み取りなさいと教えてくださいました。
すると全ての行動には原因があり
人には皆事情がることに気が付かされ評価はしなくなります。
な 

どんな有名人と一瞬機内で出会ったかより
自分の人生に大きな影響を与える方と
たくさん話し学ぶことができる方が重要だと感じています

世界的に有名な著名人の方と機内で話したことよりも
今の私に大きな影響を与えている

小林宏之さんや
楢部一視さんを

私にはどんな有名人の方よりも大事な方で
心から尊敬していることを自慢して皆様にお伝えしたいです・・・。