神様がくれたビッグチャンス 最下位(ヤギ)万歳! | 桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

★職業:講師 ★専門:ストレスマネジメント アンガーマネジメント コミュニケーション危機管理 ★特徴:「あたま・こころ・からだ」をととのえる ★㈱コミュニケーション・デザイン結 代表

米国陸軍士官学校「ウエストポイント」
米東部の名門大アイビーリーグに入学できるほどの学力を必要とし、
志願時に上院議員の推薦状も必要になるといわれる名門校。

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在籍中はボクシングや水泳などの体育や一般教養、
軍事教練の各分野で激しい競争にさらされ、}
卒業時に一生付きまとう冷徹な序列が付けられそうです。

日本を占領した連合国軍のマッカーサー元帥
宇宙船アポロ11号のオルドリン飛行士
昨秋に不倫で辞任したペトレイアス米中央情報局(CIA)長官
皆さん殆どトップの成績で卒業したとか・・・。

同校では成績が最下位の生徒を
「ゴート(ヤギ)」と呼んで祝福する独特の慣習があるそうです。

卒業式では、「最優秀者だけじゃなく、「ヤギ」は同級生や教授、
父母から派手なスタンディングオベーションで迎えられ
同級生から1人1ドルずつ約千ドルの特別金も贈られるそうです。

最下位の成績をとっても祝福し許してくれる社会があるからか
嫌な記憶じゃなく、笑って済まして
でも頑張るぞ!という思考の習慣がアメリカにはあるのかもしれません。

同校ではカスター将軍は「ヤギ」だったそうですが、他にも活躍している方が多数いるようです。

産経新聞 1月30日の記事を抜粋してまとめました

記事の最後に
「負け組であっても長い人生において勝者になる例は少なくなく、
一時はビリであってもたゆまぬ努力を積み重ねれば
チャンスはいくらでも存在するということを米国紙は教えてくれている」

と締めくくられていました。
アメリカは懐が深い国ですね。

日本はどうでしょう?

拳銃をトイレに忘れた警官が辞職願いを出しているそうですが
私は辞めないで頂きたいと思います

そうじゃなくて

一個ついた×は人世を奮起する神様がくれたビッグチャンスです!
辞めるくらいなら
死んだ気になって警察官のお仕事に集中してみませんか?
賞罰はつきますが潔く受け入れて、頑張りませんか?

失敗者を疎んじたり、ミスを許さない日本の風習を変えたいです。

リスクマネジントでは
ミスを隠さなけらればという心の底から湧く恐怖心が
又新しいミスを誘うのは明らかです。

ミスを隠すとミスがばれた時がもっと大事になり
記者会見で謝罪するシーンを今までも何度も見ましたよね?

もう十分。
私達は、こんな悪しき風習のスパイラルからそろそろ脱出した方がいいです。

大きなミスは
その後に頑張れる人だけに下さる大きなプレゼントかもしれません。


忘れんぼの警察官の方、辛くてもガンバです!!!

私のBLOGを読んでないでしょうけど
ちょっと応援したくなりました・・・・。

今日も良い日になりますように♪