人は常に最善可能な行動をしている | 桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

★職業:講師 ★専門:ストレスマネジメント アンガーマネジメント コミュニケーション危機管理 ★特徴:「あたま・こころ・からだ」をととのえる ★㈱コミュニケーション・デザイン結 代表

色々な事を静観できるようにもなり
芯がぶれなくなりました

心身ともに逞しく元気になり
復活が早くなりました
本調子ですね♪

たまっていたTASKを解消していける日です
がんばろーっ♪

さて

色々な人がいるWEBの世界
だからこそ学べる場所
脳の仕組みは単純ですが
脳の反応は実に複雑

地球には70億人いるわけですが
70億とおりの人間の思考や言動があって当然です

70億人の心を想像は出来ても
それは想像であり、人の心をこじ開けたり
覗く事など出来ません

価値観も理解の仕方も本当に様々で
物事を見る視点も70億通りありますから
いくら心理学を学んでも見通す事など出来ません

ただ・・・静かに

あぁ、こういう理解もあるんだなとか
あぁ、こういう言動をする人もいるのだなとか

そんな風に静かに受け入れる事が出来る時がありますが

それすらも
私の日常の全てが穏やかで
ベクトルや芯がぶれない時です


人と関わるという事は
色々起きる全ての事にも巻き込まれるという事です
人と関わらなければ何も起きませんが
そこには孤独で寂しい世界しかありません

死んだら何にも巻き込まれず
哀しみや辛さはないかもしれませんが
歓びも又ありません

生きていればこそ
色々あるんだと思います

NLPやNRTを学び知り
こう思えるようになるまで
苦しい日々も経験して深く理解するまで
嵐のような修行のような数年間を過ごしました

学んでいるのに
エゴが出て人を傷つけたり
他人のエゴに自分が傷ついたりと色々ありました



誰かとトラブルが起きるとき
私はいつも自分こそ正義だと感じたりしましたが
それは愚かであり

トラブルの相手も又自分の価値観を信じているからこそ
自分が正義だと思って真摯に行動している事を知れば

正しいとか正しくないという事は
絶対的ではなく、人の頭の中のイメージで
いかようにも事実は変化する事に気が付いたとき

相手と自分の垣根が消えた瞬間でした

それが腑に落ちて理解するのに随分かかりりました

時間がかかったのは

頭では分かっていても、
自分の言動が否定されたら
五感を通して入った情報が感覚になり
感覚が感情を生み頭での理解ができなくなったり
思考だけが暴走してしまったりするからでした


あぁそれが人間なのだと分かったら
サラサラと様々な感情が消え
心が楽に保てて反応が少なくなりました

でも

感情を我慢して呑み込むのではなく
価値観やエゴは捨てられませんから
呑み込んでも本当に不快だったら
吐き出せばいい

私は1人の平凡な人間であり
心理学を学んだから達観するのではなく
普通の人間だと分かったら

自分自身の全てをようやく受け入れられました

私が長年受け入れられなかったのは
自分の醜さや狡さや影の部分である事を
他人とのトラブルで分かりました

そうやって
人は人を勉強する

生きている限り
勉強する

ただそれだけの事ですね
こんな簡単な事
もっと早く気がつけば

人の言葉や行動に
反応して喜怒哀楽に悩む事も無かったですが


それは知識ではなく
痛みを通して深く気が付く事でもあります

それを私に深く教えてくれた
この数年の全ての出来事
知り合って関わった全ての方に

本当に今心から感謝します・・・