トコが、1学期の理科の授業で電気のはたらきについて学ぶ単元があり、乾電池でも動くし太陽電池でも動く車の教材を持ち帰ってきたのですが…(↓こんな感じの) 



「私も、家にあるような材料で車体とか作って、エコカーを作りたい!しかも羽を付けて、飛べるようにしたい!自由研究は、そういうのをやってみたい!」と言い出しました。

完全に文系な私や夫は、とりあえず車体に使えそうな発泡スチロールトレーや割り箸、牛乳パックなど用意したものの、その先どうしたものやらわからず、お盆休みに私の実家へ帰った際に、プラモデルなどを作ったりするのが好きな父に相談することにしました。


最初はイメージが湧かなかった父も、トコが書いたデザイン画↓を見たら、何となくスイッチが入ったみたいで…
にわかに動き出して、制作に取り掛かってくれました。

3日間くらいかけて、このような形にまで仕上げてくれました!!
この手作り感が何とも素晴らしい!!


実験はと言うと、なかなかスムーズに走るのは難しかったですし、当初の希望であった羽付きの車ももちろん無理でしたが、私としてはそんな事よりも、お祖父ちゃんと夏休みの宿題をいっしょにやれたことが、トコにとってものすごく得難い経験をしたように思います。


父が作ってくれている間、トコも隣に座ってその様子をじっと観察していました。(本来は自分で作れるものを作るべきなんでしょうけど)

面倒な顔ひとつせずに、いろいろ工夫しながら黙々と取り組むお祖父ちゃんの姿勢から、トコはきっと大きなものを学んだと思いますし、いずれ5年、10年と経っていったときに、良き思い出として心に残っているのではないかと思いました。