手術 開始。~驚異の血管~ | 大人の保健室 ~未成年の方は保護者同伴で~

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基本 下ネタ

たまに政治とか時事とか。

脈絡も何も無い 落書きです。


「ちょ、ちょっと待って下さい・・・。」


仰向けになった状態で二人の医師に両の掌を向ける。


彼等が仕方なく三本目の麻酔を用意した事を察知し、

先程二度味わった激痛を今一度味わうのかと思うと

本当にこれで大丈夫なのかという不安が勝った。


「まだ全然・・・麻酔、効いて無いみたいなんですけど。」


そう医師に告げたが、彼等もそれを当然承知している。

『だからもう一本打つんだよ』



と言わんばかりの表情で少し苛立って見えた。



いやいやいやいや 待って欲しい。


気持ちは分かる。


しかし、打たれる方からすれば



もう一回激痛に耐えて打たれて、また効果無かったら

更にもう一本ってか?そんなんでいいのか?

という不安。


麻酔って打ってそんな直ぐに効くもんか?



ちょっと待てばいいんじゃないの?と思う。


しかし、手術の開始が午後8時だった事が影響してか、

彼等はどうも「早く終わらせたい」様子が見てとれた。


そりゃあ、こっちだって早く終わらせて帰りたいわい。

帰ったらビール飲んで寝たいわい。

(後で術後のアルコールは厳禁と言われた)



しかし、やはり今から切開を行うという玉袋の裏側は

まだ神経がマヒせずに痛みを感じているのだから

もう少しじっくりと麻酔の効果が表れるまで待って欲しい。


切開して管を取り出すという状態を再び想像した時、 (いってえ)

痛みを我慢して 効いて無い麻酔を「大丈夫」などと言わぬよう

徹底的に正直に 「痛い」 と最後までしつこく言おうと思った。


しかしベテラン医師の一言。

「ま、あと一本打ったら大丈夫だから。」



おいおいおい あんたらさっき1本で大丈夫って言ったとこやないの。



根拠も何もあったもんじゃないと思ったが、

既に自分は実験台の上のカエル。



はいはい 好きにして下さいな・・・。はいはい。


そして遂に三本目の麻酔の針が

突き ・・・ 刺さった・・・???


ようやく麻酔の効果が出た様子で、

針の痛みどころか感触さえ感じなかった。


良かった・・・。

しかし、冷静になった頭の中に ふと

一つの疑問が沸き上がる。


あれ?

今、右側にばっかり注射してなかったか?

ひょっとして・・・


「あのー・・・。」
  


遂に切開を始めた様子の医師達に再び声を掛ける。

メスの手元が狂ったら大変なので、あまり話しかけたくは無いが。


そして、手を止めた医師達もやはり 「なんだ」 という様子を

僕に対して、眉間のシワで示して見せた。


「ひょっとして・・・左は左でもう一回打つんですか?」


実は99%以上の割合で彼等の答えは分かっていたが、

先程の激痛を思い出せば聞かずにはいられなかった。


「うん。」  



無機質とも言える医師の回答に狼狽しながらも

仕方ない、 自分で決めた事だと再び腹を括り直す。


では と、切開した部分を何やらいじくり回す医師達。


互いに何かボソボソと話してはいるがマスクのせいで

彼等の言葉は耳を澄まさねば聞こえない。


しかし、自分の股間をいじくり回しながら話す会話というのは

聞きたいけど聞きたくない。何しろ股間の更に中の話だから。


自然と彼等の声を右から左へと聞き流して行く内に、

段々と彼等の声が聞こえなくなっていった。


瞑想の世界とでも言うか、気分は自動車。

俺は車検を受けてる自動車で、彼等はメンテナンスをする作業員。

車は黙って修理されていればいいのだ。

そうそう 私は車・・・。

ワタシハクルマ~♪



・・・。


・・・。





「君・・・けっこうもてるやろう?」



それまでの彼等の会話で用いられていた声よりも

一際トーンが上がった事と、声の方向がこっちに向いた事、

そして、彼が「君」と呼んだ事から、どうやらこの言葉は

自分に向けられたものの様だと感じ 少し顎を引き、

自分の股間を覗き込んでる医師に視線をゆっくりと投げる。


そして、彼と確かに目が合うものの、マスク越しにはどうにも

その表情が読み取り辛く、笑って言ってるんだか、

真顔で言ってるんだかが さっぱり分からない。


え?


俺に言ってるの?


だったら返事しないといかんのか?

何しろ今、自分は彼等に命綱を握られてる状態。

少しでも機嫌を損ねたら大変な事になるかもしれない。


「え?ああ、はい・・・ まあ・・・?」


肯定すべきところなのか否定すべきところなのか分からず、

とりあえず何でもいいから頷いておけと脳が指令を送った。


それを聞くと彼は又もや僕の股間に視線を落とし、くりくりいじって

再び僕の顔を遠目にではあるが覗き込んで見る。


何か言わなくてはならないのかという疑問を持つが

彼はまた視線を股間に戻して作業を続ける。


股間  顔  股間  顔  股間  顔 。
 


彼の視線は僕の体を舐めまわす様に向けられていて、

どうにも背筋が寒い。 この人・・・ひょっとして?


ゲイ?


えー・・・ 


ゲイに見られたり触られたりはちょっと

嫌だな。 それならまだ女性のほうがいいな。


そういや、今は切開した状態で男性医師が二人で協力し、

看護婦の手を借りずに作業してるという事を考えると・・・


看護婦はどっか行ったのかな?

ゆっくりと上体を起こして股間の向こうを見ると、




     いる。




約3メートル先に両手を前にしてかしこまってる看護婦が。


うーーん。  君、 いらんやろ。


助手なら分かるが、単なる 傍観者 として女性が

そこにいるという事実がちょっと受け入れ難く思い、

別にどっちでもいいのだが という気持ちで発言。


「あのー・・・看護婦さんは別に見なくても・・・。」


という突然の僕のコメントに一同顔を合わせる。


「まあ、そうなんだけどね。一応勉強と言うか・・・。」

と、主治医。


勉強ねえ・・・。彼女が今後も執刀する訳ではないので 、

必要ないとは思うんですがねえ。


まあ、向こうも見たくて見てるのでは無いでしょうし、

まあいいかという感じ。


それよりもこのおっさんがゲイなのかどうかが気になる。


・・・

まあ、しかし

とにかく僕は自動車なので、気にするのはやめよう。

その後も何度か怪しい手つきは見られたが、

概ね手術自体は順調に進んでいる様だったので


ま、いいか ゲイでも (結局)


腕さえ良ければ っていう心境。

とにかく 「無事」に「早く」終わらせて欲しい。


右側同様に左側にもやはり麻酔は三本打たれ、

彼ら曰く70%程度終わった時点でまたもゲイ医師が

僕の股間と顔を交互に見始める。


なんだ?


「君、相当SEXするやろ?」


(は?  何ですか? )


「え?」


という言葉の後にその理由を説明し始めた。


血管が今まで見た事もない位に発達してるのだそうだ。

担当医も同意して頷く。 実は僕もびっくりしてました的に。


勃起の良否はやはりこの血管が決め手らしく、

僕のそれはとんでもなく「いい血管」なのだそうな。



ああ・・・ 思い切り 心当たりありますわ。


見たいけど・・・ やめとこう。


とにかく絶倫である事はその血管で一目瞭然らしく、

先程の「もてる」発言はどうやらこの辺りから来てるらしい。


つまり、この年齢でパイプカットするという事と、

勃起力が発達してる事を併せ考えたら

きっとそうなんじゃないかと思った様子。


「そういう悪い種は絶やさないといかんな。」



「何ならこれ・・・全部切っちゃうか?」



彼が初めて冗談を言った事で空気が緩む。

担当医が持ったレーザーメスが笑って揺れた。

 ぅあぁっっちぃ!!!


熱い。 レーザーが熱いんだけど。 レーザーがぁ!!


おいおい。 これは笑えん。


・・・

と、まあ 色々ありまして


どうにかこうにか全ての行程に耐え抜き、

ようやく帰路に就く運びとなったのです。



結論を言うと以下の通り。



医師数    2名 (見守り看護婦1名)

所要時間  1時間強

麻酔     玉袋裏側(左右)

痛み     麻酔時及び麻酔の切れた後に 激痛。

制約     10日~2週間経過時まで風呂・運動・SEX・酒の制限。

      (2日目には酒を飲み、5日後にはフットサルしましたが)

恥ずかしさ  結構。



人にこの手術をオススメ出来るかどうかは、

今後の僕の生き方(イキ方)次第かとは思いますが、

その後、明らかに精液の色に変化が現れており、

手術の効果はきっとあったのだと思っています。



二日連続でアップしたらどうなるのかなあと試す意味での連投。


急いで上げてみた 第3話




そうそう、絶倫な人は将来「前立腺ガン」になるって言われました。


そこらのおっさんの与太話では無く医師がそういう事言うと

恐ろしい。。。 天皇陛下も絶倫だったのでしょうか??


あと、

実は後日談でまたちょっとおもろい話があるので


次回はそれをちょろっと書きます。