わたしが、公立小学校の頃は、中学受験するひとは数えるほどでした。わたしは、受験せず、公立中学だったんですが。興味があって、中学入試問題集が全校分厚い一冊になっていて。買って、ふうん。と読みました。

 

印象的だったのは、川端康成さんの掌の小説の一篇、夏の靴でした。馬車の御者と後ろにぶら下がって離れない少女のお話です。

川端康成は、幼いころに両親を亡くして、目の見えないおじいさまと二人暮らし。おじいさまが高校生の頃なくなると。親戚が寄ってたかって、財産を横取りしてしまうのです。

 

文学を志して、東京帝大生になり。海外では、雪国とかが名高いのでしょうか。

伊豆の踊子は、帝大生の頃の思い出ですね。

詩人の感性を持った方で、なかなか気の合う友人は、出来にくかったというのは、わかるようなきがします。

 

ノーベル賞をお取りになったというのは、かえってお気の毒だったという気がいたします。

受賞すると、多忙になって、引っ張りまわされる、とお聞きしました。