日本人は、民主主義democracy って、自由だと考えるでしょう。

 

でも、本で読んだんですが。国際的な仕事で、スイスに日本人ご夫婦で行き、暮らしていて、赤ちゃんが生まれたら。

スイス政府に届けるんですが。

赤ちゃんの名前に選べるファーストネームが。100個くらいしかないそうなんです。だから、同じファーストネームのひとが多いわけですね。

それから。スイスの投票権ですが。成人に一人一票でなく、一世帯に一票なんだそうです。

 

そのご夫妻は、それからアメリカ合衆国で仕事するんですが。

そうすると。アメリカ英語で、育っていき、アメリカ合衆国の国旗をみて、胸に手を当てて、星条旗よ永遠なれ、を歌う子供になっていくわけですね。

 

わたしが、二番目に茶道を習った先生は、京都のご出身で、お見合い結婚で、東京に来られたそうですが。戦前、若いころは、若かった千玄室さんと、野原に緋毛氈を敷いて、野点をなさったそうですが。

東京では、お師匠さんに付いて、一師匠としてなさってました。

先生のお師匠さんが、引き立てられて、出世していくのを。、みながら、あんまり偉くならないほうがいいのに、って、おっしゃってました。

結婚して、東京に来て、京都の実家のお母さんが。言葉も風習も違う東京に来て、大丈夫だろうか?元気でやっているだろうか?

と心配してくれてるのが、わかるんですけど。手紙を書いてる余裕がない。

それで、絵を描いて送ってた、とおっしゃってました。

それで、わたしとふたりっきりでお茶室にいたときに。

何時になったら、この西荻窪のお祭りばやしに馴染むのかなぁ、と思いながら暮らしてるんですよ、

とおっしゃってました。

 

昔の中国って、ヒュードロドロが出たんですね。それで、周易で、遊魂の卦とか、帰魂の卦。とか、あるんですけど。

昔の日本も、出たみたいですよね。