フォレスト・カーターという、チェロキー族の血を引いた方が、少年時代を振り返って、education of little tree というご本を書いております。
まだ,男の子が小さいのに、ご両親が亡くなってしまい、一族が集まって、話し合いをするんですが。なかなか、話がまとまらない。
男の子は、お祖父さんの足にしがみついて、離れない。
すると、誰かが、この子は、自分で選んでるんだ。お祖父さんが育てることにしよう。と言い出し、それで、決まります。
それで、男の子は、チェロキー族の血を引く、お祖父さんとお祖母さんと、人里離れた暮らしが、始まります。
一つ一つ、お二人から学んでいくんですが、男の子にとっては、みな、新しい体験なのです。
ところが。あめりかの政府の分離政策があって、男の子は、お二人から引き離されてしまい、白人至上主義の学校に入れられて、
すごく困ると。
おじいさんは、家を出て、町に行き、弁護士に会い、相談するのです。
そして、問題を解決する智慧をいただくと、コインで払うのです。
その場面を読んで、ああ、そうか、そういうときは、ちゃんと、お礼をしないと、いけないんだな、と感じました。
そして、男の子は、無事にお二人のところに戻り、お亡くなりになるまで、一緒に過ごします。