トウガタカニモリです。
宮古島でホームにしていた海岸ではよく見かけましたが、口が欠けたものが多く水管まで残っているものは多くはありませんでした。
模様も薄く自分としての貝殻のお気に入り度は低いものでした。しかし、上の標本は名護で収集しましたがサイズが60mmと立派で、表面に光沢があり白黒の帯が数列巻いており、お気に入り度がググっと上がりました。
砂に潜って水管を出しているのでしょう。
水管の形もこの貝の特徴でしょうが打ち上げでは欠けるところです。
よく欠けずに打ち上ってくれました。
光沢と模様が素晴らしい。
トウガタカニモリ自体は珍しい貝ではありませんが、この標本はなかなか少ないのではないのでしょうか。
「沖縄の海の貝・陸の貝」に載っている画像はこのタイプです。
普通に見るタイプと並べてみました。小さいほうのタイプは宮古島でも名護でも特定の海岸では沢山見かけました。多くは水管が欠けているので水管が残っているものの中から選ったものです。
「沖縄の海の貝・陸の貝」に記載があるヒメトウガタカニモリというタイプなのでしょうか?