ヤクシマダカラです。
打ち上げのタカラガイ科ではヤクシマダカラより大きくなると綺麗なものを確保するのは難しくなります。
ヤクシマダカラは殻が丈夫なのか割れて打ち上っているのは見かけませんが、エナメル質が残っているものは少ないです。
それでもタカラガイ科の中ではツルピカで打ち上る確率が高いです。
口側で自分がヤクシマダカラの特徴的なものと感じるのは、上の画像の右上のクチバシみたいなとがっている部分です。
右側の小さな個体を、当初左のポッチャリと比較しスリムだったのでホソヤクシマダカラと同定していました。しかし、当時SNSで掲示したところホソヤクシマダカラは側面下部の黒の斑点模様部分が発達しないとご指摘があり個体差とご教示をもらいました。(画像では分かりませんが)
初めて確保した(平成15年)ツルピカヤクシマダカラが、右側のシルバーのものです。
まだ、ヤクシマダカラの存在も知らなかった頃で、図鑑見ても無く同定に苦労しました。
オーバーキャストと言う藻類を巻き込んで本来の模様ではない模様になる現象のようです。
亜生体も2個確保しています。
ツルピカが良いですね。
カタツムリの殻みたいな材質で老成したものと比較し薄く軽いです。
自分が持っているオールキャストです。
もうお腹一杯で新たな個体はスルー状態です。